掉尾の一振(とうびのいっしん)
◎統計的に12月は株価が上がりやすいことから、年末最後の売買日「大納会」に向けて株価上昇が期待できるという相場格言(アノマリー)です
◎年末に株価上昇の期待感を込めて用いられることが多いようです
◎「掉尾(とうび)」は物事が最後になって勢い盛んになることを示し、物事の最後を立派にしめくくることを「掉尾を飾る」と言います
◎米国ではほぼ同様の意味合いで、クリスマス明けの12月26日から1月3日にかけて株価が上昇しやすいということを背景に「サンタクロースラリー」と呼ばれているようです
◎年末に期末を迎える年金基金やファンドなど機関投資家の「お化粧買い」や、新年への期待感などが株価を押し上げているといった見方があるようです