【キーワード解説】アノマリー

【キーワード解説】アノマリー

アノマリー

  

アノマリーとは、理論的根拠があるわけではないが、よく当たる経験則やマーケットの癖のようなものです

◎基本的な投資分析手段としては、ファンダメンタルズ分析テクニカル分析などが挙げられますが、これらの手法では説明がつかないマーケットの動きがアノマリーと呼ばれています

◎理論的根拠がない場合でも、過去のデータや傾向、季節性などの法則性に基づいているため、決して無視できるものではありません

◎アノマリーにもある程度は合理的に説明できるものもあれば、単なる偶然のこじつけのようなものもあります

◎いずれにせよアノマリーは100%当たるものではありませんので、信じすぎず念頭に置いて参考にするのが良いでしょう

 

代表的なアノマリー

 

アノマリー

内容

カレンダー効果

月曜日の株価は下がりやすい、1月に株価は上がりやすい、9月に株価は下がりやすい、など曜日や月日や十二支などでの株価の傾向。

「Sell in May(5月に売れ)」「節分天井・彼岸底」「二日新甫は荒れる(2日から取引が始まる月は相場が荒れやすい)」など相場格言にもこのアノマリーは多い

選挙は買い

選挙が行われるタイミングでは経済対策などへの期待から株価が上がりやすい

株式分割

株式分割が公表されると理論上の価値は変わらないのに株価は上がりやすい

配当権利取り

高配当株などは権利付最終日に向けて株価は上がりやすい

小型株効果

大型株よりも小型株の方がリターンが相対的に高くなりやすい

腕組みの法則

Webの写真で社長が腕組みをしている会社は低迷しやすい

スリッパの法則

スリッパに履き替える会社は、会社を家のように捉え閉鎖的で儲からない

ジブリの法則

金曜夜にテレビでジブリ作品が放映されると、その週明けに大幅な株価下落が起こる

 

公開日:2024.10.30

キーワード解説

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。