いつでも、どこでも、好きな音楽を楽しめる!
スマートフォンやタブレットなどが普及し、低料金で高速・大容量のインターネットを利用できるようになり、エンターテインメント分野ではコンテンツを見放題・使い放題で利用できる定額制のサブスク(サブスクリプション:月単位などで料金を支払い利用するコンテンツやサービス)サービスが一般的になってきました。
音楽も以前はメディアに保存して持ち歩いていましたが、今はスマートフォンなどがあれば、時間や場所を選ばず、手軽に最新曲を楽しむことができるようになりました。
そこで今回は、音楽配信サービスを展開する音楽配信関連の日米株2銘柄をご紹介します。
スポティファイ・テクノロジー<SPOT>
企業紹介
世界各国で音楽のデジタルストリーミング配信サービスを展開しており、数多くの企業とライセンス契約を締結。
注目ポイント
定額音楽配信サービス「Spotify」を展開している、音楽配信サービスの草分け的存在です。契約プランはスタンダードプランや学割プランなどがあり、料金をサブスク形式で支払う仕組みになっていますので、いつでも申込、解約ができます。
株価動向
株価は今年年初は200ドルを下回る水準でしたが、上昇が継続しています。11月12日には一時420ドルまで上昇し上場来高値を更新、年初から2倍以上に上昇しています。
サイバーエージェント<4751>
企業紹介
ネット広告事業とスマホゲーム事業が2本柱。ネットテレビ局「ABEMA」をはじめ、音楽配信やゲーム事業なども展開。
注目ポイント
定額音楽配信サービス「AWA」を展開しています。アーティストが生配信を行うイベントなど、国内企業ならではのサービスを提供しています。有料プランは制限なくすべての機能を利用できる他、無料のフリープランではハイライト再生なら月20時間まで広告なしで楽しめます。
株主優待は9月末を基準に、100株以上を保有している株主には3ヶ月分、500株以上を保有している株主には12ヶ月分の「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポンを提供しています。
また、今期の配当金は17円、予想配当利回りは1.65%です(24/11/12現在)。
株価動向
株価は今年4月1日高値1,136円から8月5日安値797.5円まで値下がりしましたが、9月6日高値1,069円まで上昇。その後は1,000円を挟んで横ばいで推移する動きが続いています。
記事作成日:2024年11月13日
ファイナンシャルプランナー
横山利香
短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。