【注目ファンドを深掘り】 LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道

【注目ファンドを深掘り】 LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道

目次

ファンド概要

月次レポートから

バランス良く投資できレポートで学べる

【注目ファンドを深掘り】LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道

 

皆さま、こんにちは。PayPay証券オウンドメディア「資産運用の1st STEP」編集長の臼田琢美です。「注目ファンドを深掘り」このシリーズでは、当社取扱投資信託の中から1本をピックアップしてご紹介していきます。投信選びの参考にしていただければ幸いです。

 

ファンド概要

 LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道

 PayPayグループの投信会社であるPayPayアセットマネジメントの投資信託の内、もっとも純資産総額が大きい看板ファンドです。

投資信託と言えば「分散投資」が大きなメリットの一つですが、その中でも世界中の様々な資産に分散投資できる「バランスファンド」はまさに「投資の王道」。

全世界の株式に投資するいわゆる「オルカン」と違い、債券やREITなどにも分散投資できるので、好景気も不景気も含めた長期的にバランス良く資産形成していくのに適したファンドと言えそうです。

個人的には、初心者の方に「1本選ぶならどれ?」と聞かれたら、このファンドをご紹介したいです。

  

月次レポートから

ファンドの資産構成比率は、株式ファンドに57.1%債券ファンドに32.6%REIT・不動産関連ファンドに10.0%、現金・その他に0.4%。株式中心ながらもその他も4割超ある全方位タイプの配分です。

株式ファンドの中身も米国株の比率が全体の23.9%で、それ以外の株式は33.2%。米国株に偏りがちなオルカンと違い、株式の配分もバランス良く行われています。

騰落率も2015年の設定以来、バランスファンドらしくコンスタントに上昇しており好感が持てます。

 

資産構成比率

 

米国株式:23.9%、欧州株式:12.4%、日本株式:10.2%、新興国株式:7.5%、日本を除くアジア太平洋株式:3.1%、欧州(ユーロ圏)債券:9.9%、米国短期インフレ連動国債:9.9%、米国債券:9.7%、新興国債券:3.0%、米国REIT及び不動産関連株式:6.5%、米国を除く世界のREIT・不動産関連株式:3.5%、現金・その他:0.4%

 

通貨別比率

米ドル:79.9%、ユーロ:9.9%、円:10.2%

 

騰落率

 

1ヶ月

3ヶ月

6ヶ月

1年

3年

設定来

当ファンド

1.0%

4.4%

4.3%

21.8%

43.7%

80.2%

※データは2023年12月29日時点

 

バランス良く投資できレポートで学べる

バンガードは世界最大級の運用会社で、個人向けの低コストインデックスファンドを世界中に広めた会社です。「 LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道」は、このバンガードのインデックスファンドを活かして、低コストで様々な資産への分散投資を行っています。

直近のデータでは、欧州株式に12.4%(組入れ上位銘柄は、ノボ・ノルディスク、ネスレ、ASMLホールディング、ノバルティス、シェル)、新興国株式に7.5%(組入れ上位銘柄は、台湾セミコンダクター製造、テンセント・ホールディングス、アリババ・グループ・ホールディング、リライアンス・インダストリーズ、PDDホールディングス)投資されており、GAFAMやトヨタ自動車などお馴染みの銘柄以外へも幅広く投資されています。 

一般的に株式のオールカントリーの場合、米国株が約6割を占めますが、このファンドは株式の内4割程度で偏りが少ないです。アップルなどの個別株に投資をしていたり、米国株ファンドと組み合わせたりしている場合は、ダブりの少ないこういうバランスファンドは使いやすそうです。

債券も、平均クーポン3.2%の米国債券、平均クーポン0.7%の米国短期インフレ連動国債、平均クーポン2.4%の欧州債券、平均クーポン5.2%の新興国債券などに分散されていて安定的なリターンを支えています。

様々な資産にバランス良く投資するこのファンドで、ぜひ注目していただきたいのが「月次レポート(PDF・最新版)」です。株式、債券、為替などマーケットの動向、各資産の投資状況や騰落率と市場動向などがコンパクトにまとめられています。毎月これを読むだけで、このファンドの状況はもちろん、世界の金融マーケットが一通り把握できます。

つまり、コツコツと投資をしながらこの月次レポートを読み続けることで、資産運用の知識やマーケットの見方自然と学ぶことができます。これもこのファンドをおすすめしたい大きな理由の一つです。

 

※詳細な商品性は目論見書をご覧ください

記事作成日:2024年1月29日、更新日:2024年7月31日

 

公開日:2024.2.1

注目ファンドを深掘り

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