2024年から新しいNISA(少額投資非課税制度)がはじまり、資産運用をはじめる人が非常に増えています。主要な証券会社10社における1~3月のNISA口座開設数は、昨年の同じ時期と比べ、なんと3.2倍の約170万件にものぼります。
※出所:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況」(2024年3月末時点)
それだけ資産運用への関心が高まっていると言えますが、NISAをやっていない人もまだ間に合います!夏はボーナスの季節なので、余裕資金も増えることでしょう。その一部で資産運用をスタートしてみましょう。どんな商品を買えばいいのかわからない人には、この記事で具体的なヒントもご紹介しています。
夏のボーナス、みんなはいくら出た?
一般的に夏にボーナスが支給される人も多いでしょう。2023年の夏のボーナスは、業種平均で317,703円(前年比1.5%増)でした。大企業を中心に賃上げをするところが増えてきていますので、今年は支給額が増える人もいるでしょう。
※出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和5年9月分結果速報等」
ボーナスの使い道として、資産運用にまわす人も多いようです。日本経済新聞社のアンケート調査によると、2023年夏のボーナスの使い道第4位は「資産運用」でした。物価高による資産の目減りに備えるため、資産運用への関心が高まっているようです。
資産運用の商品は色々ありますが、はじめての人には投資信託がオススメです。専門的な知識がなくても手軽に運用できるので、NISAではじめて投資する人にもピッタリです。
投資信託はお手軽なパッケージ商品
投資信託は株式や債券などをまとめたパッケージ商品のようなもので、1つ買うだけでも様々なものに分散できリスクを抑えられます。実際の運用は運用会社のプロが行ってくれるので、運方方針に共感できる投資信託を選ぶだけで手軽に資産運用をスタートできます。
大きく儲けるなら株式を直接買ったほうがいいかもしれませんが、投資信託のようにリスクを抑えるためには複数の企業に分散して投資する必要があるので、たくさんの株式を買わなければなりません。資産運用をはじめたばかりの人には売買の判断や管理をするのも大変でしょうから、まずは投資信託からはじめ、徐々に株式などにも投資していくとよいのではないでしょうか。
PayPay証券では様々なタイプの投資信託を厳選していますので、その中から参考ファンドを5つご紹介します。
参考ファンド5選
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500は米国の大型株500社で構成されています。マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>、エヌビディア<NVDA>などのハイテク企業はもちろん、コストコ・ホールセール<COST>、コカ・コーラ<KO>、ウォルト・ディズニー<DIS>など、おなじみの世界的企業にも投資できます。
ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
高成長が続き、高いパフォーマンスから人気となっているインド株にも投資信託なら手軽に投資できます。近い将来、経済規模で日本を抜くとも言われており、株価の値上がりにも期待が持てる投資先です。
みずほ好配当日本株オープン
手間をかけずにプロ厳選の高配当株に投資できます。高配当株は下落局面で株価が下支えされやすくなるので、長期の運用にも向いています。
LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド 愛称:LOSA 投資の王道
様々な資産への分散投資ができる、まさに投資の王道ファンドです。自分で色々な資産を買って分散するのは大変ですが、この投資信託では攻めと守りどちらかに偏りすぎず、ほどよいバランスで運用できます。
のむラップ・ファンド(保守型)
保守的な資産配分で値動きが非常にマイルドな投資信託です。大きな値上がりはあまり期待できませんが、低リスクで少しずつでも増やしていきたいという人に向いています。
※詳細な商品性は目論見書をご覧ください
記事作成日:2024年6月5日