高いパフォーマンスから人気のインド株ファンド
中国を抜いて、世界最大の人口大国となったインド。現在は、総選挙の真っ最中で投票は7回に分けて段階的に実施され、6月4日に開票される予定です。モディ首相の再選が確実視されるなか、インドの主要株価指数であるSENSEXは4月上旬に史上最高値をつけ、その後も高値圏での推移が続いています。
個別株では投資のハードルが高いインド株ですが、投資信託を活用すれば手軽に投資することができます。インド株に投資する投資信託は、そのパフォーマンスの高さから個人投資家から人気を集めているものもあります。中には過去3年で基準価額が2倍増を達成した投資信託も。成長著しいインドに、投資信託を通じて資産の一部を投資するのも良さそうですね。
それでは、インド株に投資できるファンドを5本紹介します。
新光ピュア・インド株式ファンド
2006年の設定来、基準価額の騰落率は374.5%と、5倍近いパフォーマンスをたたき出しています。直近の株式の組入上位業種は、銀行(23.9%)、エネルギー(9.4%)、素材(9.1%)、金融サービス(8.4%)、自動車・自動車部品(7.8%)となっています。
ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
直近では、強固な基盤や優れた経営実績を持ち、バリュエーション面が魅力的だと判断した銀行大手を買い付ける一方で、利益確定のため、資本財大手を売却するなど、積極的に運用を見直し、高いパフォーマンスを出しています。過去1年の騰落率は51.0%、過去3年では104.7%。
イーストスプリング・インド株式オープン
直近では、大手ITサービス株などを買い増し、鉄鋼メーカー株などを全売却するなど、相対的な株価の割安度の変化に敏感に対応。実績のあるイーストスプリング・インベストメンツグループの運用力を活用して、中長期的な資産の成長を目指した運用を行っています。
イーストスプリング・インド消費関連ファンド
人口が世界一にもなったインドでは、長期的な消費の拡大や、消費分野での高付加価値・高品質化が今後も続くことが期待されています。インド関連のファンドの中でも投資対象を消費関連に絞り、中長期的な資産の成長を目指します。
HSBC インド オープン
HSBCアセットマネジメントに加え、HSBCグループ内の情報ソースを活用し、インド国内の企業だけではなく、インドに関連するインド以外の国の企業にも投資し、資産の中長期的な成長を目指します。
※詳細な商品性は目論見書をご覧ください
記事作成日:2024年5月17日