日本版 マグニフィセント・セブン!「セブン・サムライ」銘柄とは?

日本版 マグニフィセント・セブン!「セブン・サムライ」銘柄とは?

目次

トヨタ自動車<7203>

東京エレクトロン<8035>

三菱商事<8058>

アドバンテスト<6857>

ディスコ<6146>

SUBARU<7270>

SCREENホールディングス<7735>

エヌビディアの時価総額は約19倍、東京エレクトロンは約8.9倍

ある外資系証券がリポートで、米国株で時価総額上位のグロース株「マグニフィセント・セブンアップルマイクロソフトアルファベットアマゾン・ドット・コムエヌビディアメタ・プラットフォームズテスラ)」になぞらえ、日本の7銘柄「セブン・サムライ(七人の侍)」を選定したと報じられました。

 

報道によると、銘柄の選定は暫定的ですが、流動性の高いことや、年初来と過去12カ月の株価のパフォーマンスが良好なこと、そして2020年以降営業赤字や最終赤字に陥っていない企業などが条件のようです。

 

どんな銘柄が選ばれたのか、まとめました。

 

 

トヨタ自動車<7203>

世界首位級の自動車メーカー。国内も高シェア。環境技術で優位。提携を加速。

2024年2月21日終値: 3,429円
昨年来高値:3,473円(2024/02/20)
昨年来安値::1,764円(2023/03/20)
PER(予想):10.2倍
PBR(実績):1.44倍
時価総額:約55兆9,440億円

 

東京エレクトロン<8035>

半導体製造装置で世界的。FPD製造装置も強み。次世代微細加工に注力。

2024年2月21日終値: 34,520円
昨年来高値:37,080円(2024/02/16)
昨年来安値::12,740円(2023/01/04)
PER(予想):46.9倍
PBR(実績):10.21倍
時価総額:約16兆2,807億円

 

三菱商事<8058>

三菱グループ中核。総合商社大手。エネルギー関連に強み。機械、化学や食品も。

2024年2月21日終値:3,154円
昨年来高値:3,271円(2024/02/20)
昨年来安値::1,398円(2024/01/04)
PER(予想):13.7倍
PBR(実績):1.49倍
時価総額:約13兆1,8062億円

 

アドバンテスト<6857>

半導体試験装置で世界大手。DRAM用トップ。テストシステム、電子ビーム技術に強み。

2024年2月21日終値: 6,594円
昨年来高値:7,456円(2024/02/16)
昨年来安値::2,047.5円(2023/01/04)
PER(予想):75.4倍
PBR(実績):12.1倍
時価総額:約5兆519億円

 

ディスコ<6146>

半導体、電子部品の研削・切断・研磨装置で世界トップ。砥石等の消耗品も。

2024年2月21日終値: 43,330円
昨年来高値:46,480円(2024/02/16)
昨年来安値::12,233.3円(2023/01/04)
PER(予想):63.1倍
PBR(実績):12.74倍
時価総額:約4兆6,954億円

 

SUBARU<7270>

北米主体に水平対向エンジン4駆車。安全技術に強み。航空機も。トヨタと提携。

2024年2月21日終値:3,330円
昨年来高値:3,413円(2024/02/13)
昨年来安値::1,938.5円(2023/01/16)
PER(予想):7.3倍
PBR(実績):1.05倍
時価総額:約2兆5,104億円

 

SCREENホールディングス<7735>

半導体・液晶製造装置が主力。ウエハ洗浄装置で世界首位。画像処理機器も。

2024年2月21日終値:18,060円
昨年来高値:20,350円(2024/02/16)
昨年来安値::4,125円(2023/01/04)
PER(予想):26.7倍
PBR(実績):5.25倍
時価総額:約1兆8,347億円

 

エヌビディアの時価総額は約19倍、東京エレクトロンは約8.9倍

7銘柄中4銘柄半導体関連となり、足もとでのAI(人工知能)関連の好調さが反映された結果となりました。

 

マグニフィセント・セブンにおいては、エヌビディアが2019年1月の時価総額約940億ドル(約14兆円)から直近では約1.8兆ドル(約270兆円)と、この5年間で約19倍まで増加しました。

 

かたやセブン・サムライの半導体関連株、東京エレクトロンの時価総額は、2019年1月の時価総額約1.9兆円から直近では約17兆円と、この5年間で約8.9倍でした。2019年1月時点では東京エレクトロンの方が時価総額は大きかったわけです。

 

また、エヌビディアの予想PER(株価収益率)は約56倍でPBR(株価純資産倍率)は約51倍、東京エレクトロンの予想PERは約49倍でPBRは約10倍。

 

これからのセブン・サムライの動きに注目です。

 

 

記事作成日:2024年2月21日
出所:QUICK(2024年2月21日時点)

公開日:2024.2.22

株式のテーマ/銘柄

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。