ここでは、ETFの基本的なことをご説明します。
ETFとは?
ETFは、「Exchange Traded Fund」の略です。日本語では「上場投資信託」と言い、投資信託の一種で、上場している投資信託のことをさします。
ETFは日経平均株価やS&P500のような指数との連動を目標としているインデックス型が多くなっています。
ETFと一般的な投資信託の違い
一般的な投資信託とETFには共通点が多いのですが、違いもあることに注意しましょう。主な違いを以下の表にまとめてみました。
1.上場か非上場か
1つ目の違いは、ETFは上場していて、一般的な投資信託は上場していないことです。
そのため、ETFは証券会社を通してのみ売買できます。一般的な投資信託は証券会社のほかに銀行や郵便局でも取り扱っています。
2.インデックスかアクティブか
2つ目は、ETFはインデックス型が中心であることです。
一般的な投資信託はアクティブファンドとインデックスファンドの2種類に分類できます。
インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXといった指数に連動するように設計された投資信託です。
アクティブファンドは、日経平均などの指数を上回るリターンの獲得を目指し、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用する投資信託です。
投資信託にはインデックスファンドのほかに多くのアクティブファンドがありますが、ETFはインデックス型が中心となっています。
3.リアルタイムの価格で取引できる
3つ目は、ETFは取引所を通じて株式と同じように市場が開いている時にリアルタイムの価格で取引できることです。
上場していない一般的な投資信託は、原則翌日になるまで成立した売買価格(約定価格)がわかりません。
ETFは、株のようにリアルタイムに変わる価格を見ながら売買のタイミングをうかがえます。
4.分配金は自動的に再投資されない
一般的な投資信託の場合、多くは再投資される仕組みを選択することができますが、ETFの場合はその仕組みがない場合が多く、分配金は適宜受け取ることになります。
再投資したい場合は、手動で行うことになります。
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記事作成日:2022年8月30日