💡この記事のポイント
✅つみたて投資を続ければ平均購入単価の引き下げ効果も
✅S&P500と日経平均に年始一括投資したら?
✅高配当株、インド株、金なども組み合わせた柔軟な資産運用も
🔎登場する主なファンド
✅日経平均高配当利回り株ファンド
✅三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
✅eMAXIS/PayPay証券 全世界バランス
✅Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
つみたて投資はできるだけ長く続けよう
2024年は、新しいNISA(少額投資非課税制度)がスタートしたこともあり、昨年が「投資元年」となった人も多いはずです。2024年を振り返ると、夏場に一時的な急落はあったものの、日米の株式市場は1年を通して、おおむね堅調に推移しました。特に、株価が安かった年初や夏場の急落時にNISAをはじめた人は、良好なパフォーマンスになったのではないでしょうか。
さて、今年はどのような戦略でNISAと向き合うのがいいのでしょうか?
基本的に、毎月一定額を投資する「つみたて投資枠」を活用しているのであれば、このまま継続していきましょう。ある程度の利益が出てくると、人間の心理として、売却して利益を確定させたくなるものです。でも、つみたて投資はできるだけ長期間に渡って行うのが王道。仮に目先、株価が下げる場面があっても、安いところで買っていければ平均購入単価の引き下げ効果を得られ、株価が上昇に転じた際に利益が出やすくなります。
S&P500と日経平均に年始一括投資したら?
一方、年初に「成長投資枠」で一括購入する人も少なくないようです。過去5年間の株式市場を振り返ると、米国の主要株価指数である「S&P500」、日本の「日経平均」はともに年末高の傾向があります。2025年も同様の動きとなるかはわかりませんが、年初に一括購入するというのもひとつのテクニックです。
ただし、2022年のように相場全体が大きく下落する年もありますので、下落に備えたい場合は、普段はつみたて投資を基本にしておき、大きく下がったときに成長投資枠である程度の金額をまとめて投資するなどの方法も有効だと考えられます。
高配当株やインド株なども組み合わせる
また、資産運用の幅を広げるという意味では、これまでとは異なる投資信託にチャレンジしてみるのもいいでしょう。例えば、人気の「オルカン」や「S&P500」に投資しているのであれば、日本の高配当株ファンドを加えてみるのも一考です。
また、成長投資枠を活用すれば、成長著しいインド市場や上昇が続く金(ゴールド)、さまざまなマーケットに積極投資するアクティブファンドなどにも投資することができます。ご自身の目的やマーケット環境に応じてファンドを組み合わせることで、より柔軟な資産形成/資産運用が目指せます。
そこで今回は、NISA口座で追加購入を検討したい投資信託をピックアップしました。
日経平均高配当利回り株ファンド
ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
eMAXIS/PayPay証券 全世界バランス
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
※詳細な商品性は目論見書をご覧ください
記事作成日:2025年1月23日