コンテンツ関連でテンバガー期待の日本株3選/DeNA、バンダイナムコHD、サンリオ

コンテンツ関連でテンバガー期待の日本株3選/DeNA、バンダイナムコHD、サンリオ

目次

日本のアニメやコンテンツが世界各国で人気!

ディー・エヌ・エー<2432>

バンダイナムコホールディングス<7832>

サンリオ<8136>

💡この記事のポイント

✅いまやコンテンツ産業は日本が世界に誇る一大産業のひとつ

✅トランプ大統領による関税政策の影響も受けにくく、大きく飛躍する可能性も

✅世界でコンテンツを展開している日本株をご紹介

 

🔎登場する銘柄

ディー・エヌ・エーバンダイナムコホールディングスサンリオ


 

日本のアニメやコンテンツが世界各国で人気!

アニメやゲームなどコンテンツ産業やIP(Intellectual Property:知的財産権)は、日本が世界に誇る一大産業のひとつと言っても過言ではないでしょう。最近はキャラクターや声優などにも「推し活」が広がっているようで、ドラゴンボールやポケモン、ハローキティなど日本を代表するキャラクターは日本はもちろん世界各国のファンから愛されています。


また昨今、トランプ大統領による関税政策の影響が懸念されていますが、世界貿易機関(WTO)はデジタルコンテンツなどには関税を賦課しない「電子商取引モラトリアム」を昨年延長したばかりで、コンテンツ産業やIP関連は関税の影響を受けにくい点も注目されています。これにより海外での成長にも期待できるためコンテンツ産業は大きく飛躍する可能性があります。

 

そこで今回は、世界でコンテンツを展開し、将来のテンバガーとなるかもしれない日本株3銘柄をご紹介します。

 

 

ディー・エヌ・エー<2432>

企業紹介

スマートフォン向けゲームの開発が主力でゲーム課金が収益の柱。ライブストリーミング、スポーツ、AI(人工知能)、車関連など多角展開。

 

注目ポイント

2024年10月末から、世界各国で配信を開始したスマホ向けゲームアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket(通称ポケポケ)」が、2024年12月に全世界累計6,000万ダウンロードを突破しました。スマホ内にポケモンカードをコレクションできるようになっていて、世界中のプレイヤーと対戦できる他、カードをトレードすることもできます。

 

App Store収益ランキングはリリース直後から上位を独占するなど世界各国で人気のようです。ゲーム事業好調により2024年4-12月期(3四半期累計)の連結最終損益が黒字となりました。

 

株主優待は9月末を基準に、保有株数に応じた株主優待を実施しています。内容は、プロバスケットボール観戦チケット引換証や、横浜DeNAベイスターズの公式戦への招待を抽選で実施しています。

 

今期の配当金は20円を予定していて、予想配当利回りは0.56%です(25/2/17現在)。

 

株価動向

株価は2024年8月安値1,277.5円から12月高値3,214円へ上昇。今年1月20日安値2,525円まで下落後、2月12日昨年来高値3,976円まで上昇し、昨年夏から3倍程度値上がりしています。

 

バンダイナムコホールディングス<7832>

企業紹介

国内トップクラスの総合エンターテインメント企業。玩具を中心に人気キャラクターのゲームや映像、娯楽施設などを展開。

 

注目ポイント

「ドラゴンボール」や「ワンピース」「ガンダム」等をはじめとした数多くのキラーコンテンツを世界中で展開しています。「ドラゴンボール」や「ワンピース」といったスマホゲームに加え、映画やトレーディングカード、カプセルトイ、お菓子など、IPプロデュース事業とアミューズメント事業が国内外で好調のようで、グローバル展開をさらに拡大するとのことです。

 

デジタル事業やトイホビー事業の好調を受け2025年3月期今期の業績を上方修正し、今期の年間配当を従来計画の22円から71円に増配しました。また、発行済み株式数(自己株式を除く)の1.22%に当たる800万株または350億円を上限とした自社株買いもあわせて発表しました。

 

株主優待は3月末を基準に保有株数に応じてポイントが贈呈され、ポイントに応じてグループの商品・サービスなど複数の優待品の中から好きなものを選択できる仕組みです。

 

今期の配当金は71円を予定していて、予想配当利回りは1.45%です(25/2/17現在)。

 

株価動向

株価は2024年8月安値2,647円から上昇基調で、今年2月17日には一時4,967円まで上昇し上場来高値を更新しました。昨年夏からは2倍弱ほど値上がりしています。

 

サンリオ<8136>

企業紹介

「ハローキティ」などのキャラクター商品の企画や販売、ライセンス事業を展開。海外が収益源。

  

注目ポイント

代表キャラクターである「ハローキティ」の50周年関連の施策やキャラクター戦略が好調で、北米や中国でのライセンス事業も好調だったようです。さらに、人気キャラクターの「マイメロデイー」が50周年、「クロミ」が20周年となることから好調な業績が続くと見込んでいるとのことです。

 

今後も好調のトレンドが続く見通しであることから2025年3月期今期の業績を上方修正し、今期の年間配当を従来計画の40円から52円(株式分割後価格)に増配しました。

 

株主優待は3月、9月末を基準に保有株数に応じて、「サンリオピューロランド・ハーモニーランド」共通優待券や買い物優待券の他、株主限定グッズが贈呈されます。

 

今期の配当金は52円を予定していて、予想配当利回りは0.73%です(25/2/17現在)。

 

株価動向

株価は2024年8月安値2,622円から上昇が継続し、今年2月17日には7,088円まで上昇し上場来高値を更新しました。株価は昨年夏からおよそ2.7倍ほど上昇しています。

 

記事作成日:2025年2月12日

ファイナンシャルプランナー
横山利香

短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。

公開日:2025.2.18

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