💡この記事のポイント
✅10年後に使うお金の運用でリスクを取り過ぎると危険
✅バランスファンドで安定的に運用しよう
✅リスクの大きさが違うバランスファンド3選をご紹介
🔎登場するファンド
✅りそなラップ型ファンド(安定型) 愛称:R246(安定型)
✅のむラップ・ファンド(普通型)
✅DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)

✅10年後に使うお金の運用でリスクを取り過ぎると危険
✅バランスファンドで安定的に運用しよう
✅リスクの大きさが違うバランスファンド3選をご紹介
✅りそなラップ型ファンド(安定型) 愛称:R246(安定型)
✅のむラップ・ファンド(普通型)
✅DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)
「10年後に使う予定のお金」は、どう運用すればいい?
バランスファンドでリスクを抑えて運用
一気に投資しない戦略
安定した運用に役立つバランスファンド3選
10年後に使う予定がある100~200万円などのまとまったお金がある場合、どのように運用したら良いのでしょうか。
注意すべきポイントと、運用に向いている商品についてお伝えします。
100万円や200万円などのまとまったお金があり、当面は使う予定がないから「せっかくなら少しでも増やしたい」と考える方もいるかもしれません。
最近は金利が少しずつ上がってきているとはいえ、いまだに預金はまだまだ超低金利です。そのため、預金だけではなかなか増えません。
そこで、10年という長い時間があるなら、リスクをある程度取って運用することが一つの選択肢になります。
しかし、「10年後」など使う時期がはっきりしている場合は、値動きの大きい商品だけで運用するとリスクが大きくなる点に注意が必要です。なぜなら、定期的に起こる市場の暴落がちょうど10年後に重なってしまったら、必要なタイミングでお金が減ってしまう可能性があるからです。
そのため、使う時期が決まっている場合は、リスクをある程度抑えた運用を心がけることが大切です。
そこで注目したいのが、「バランスファンド」です。
バランスファンドは、株式、債券、REIT(不動産投資信託)など、さまざまな資産を一つのファンドで分散して運用する投資信託です。
債券などを組み入れることで値動きを穏やかにしながら、一定のリターンを目指す商品設計で、「使いたい時期が決まっている人」にとって、運用の攻めと守りのバランスが取りやすいメリットがあります。
株式だけのファンドに比べると、債券を組み入れている分、価格変動が抑えられ、より安定した運用が期待できるでしょう。株式、債券、REITは、一般的には違う値動きをするため、分散投資先としても適しています。
また、バランスファンドなら、国内だけでなく、先進国や新興国の株式や債券、REITなどにも手軽に分散投資ができるのも魅力です。さらに、あらかじめ決められた資産配分が、相場の変動によって偏ってきた場合でも、月1回や四半期ごとなど自動的に元の比率に調整(リバランス)される点もメリットです。
これにより、バランスファンド1本だけで、手間をかけずに資産のバランスを保つことができます。
投資をする際には、購入するタイミングを数回に分けて、“高値掴み”を避けましょう。100万円や200万円などを一括で購入するのではなく、例えば50万円ずつなど、時期を分けて購入することがおすすめです。
また、一部を現金で残しておき、マーケットに応じて必要なタイミングで投資をしたり、そのまま10年後まで万一に備え現金で置いておくのも一つです。この10年後に使うお金の運用で重要なことは「一気に投資しない」こと。キチンとリスクも考えて運用しましょう。
バランスファンドは、組み合わせる商品やバランスがファンドによって実にさまざまです。中身のバランスを見て、「どれくらいリスクをとってリターンを得たいか」という視点で選ぶと良いでしょう。
それでは、10年後など決まった時期に使いたいお金の運用方法の一つとして、バランスファンドの例を紹介します。
✔️基本の投資比率は、先進国債券(為替ヘッジあり)48%、国内債券20%、先進国株式13%、国内株式6%、先進国REIT(不動産投資信託)4%、先進国債券(為替ヘッジなし)2%、新興国債券2%、新興国株式2%、国内REIT2%
✔️通貨別比率は、日本円79.5%、米ドル12.1%、ユーロ1.9%
✔️投資比率は年1回程度見直し、目標リターンは短期金利+2%を目指す
✔️値動きを抑えることを重視し、資産をより安定的に増やしたい人に向いている
✔️NISA:成長投資枠
✔️投資比率は、外国株式29.7%、外国債券25%、国内債券23.6%、国内株式9.7%、世界REIT(不動産投資信託)10.3%、その他1.6%
✔️通貨別比率は、日本円35.6%、米ドル41.5%、ユーロ10.9%
✔️投資比率は市況見通しの変化等に応じて適宜行なう
✔️大きな変動を抑えながらゆるやかなリターンを目指したい人に向いている
✔️NISA:成長投資枠
✔️基本の投資比率は、国内株式40%、外国株式30%、国内債券15%、外国債券10%、その他5%
✔️基本投資比率は短期間での見直しは原則行わず、それぞれ±5%未満の変動に抑える
✔️「R&Iファンド大賞2024」投資信託10年部門/バランス型(株式・REIT中心)優秀ファンド賞受賞
✔️大きな変動を抑えつつ、しっかりリターンを求めたい人に向いている
✔️NISA:つみたて投資枠・成長投資枠
記事作成日:2025年7月31日
ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。