💡この記事のポイント
✅NISAつみたて投資枠、成長投資枠での商品ごとの購入金額ランキング
✅キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)がランクアップ
✅eMAXIS NASDAQ100インデックスが初登場
✅エヌビディアが後退し、テスラが1位へ
✅経営統合で注目度が高まり、ホンダと日産が2トップに
2024年12月のNISA(少額投資非課税制度)でみんな何を買ったのか、商品ごとにPayPay証券での購入金額ランキングをご紹介します。
NISAつみたて投資枠【投資信託】
NISAつみたて投資枠 2024年12月 投資信託ランキング | |
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順位 | ファンド名 |
1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 |
4位 | キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用) |
5位 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
6位 | はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) |
7位 | PayPay投信 日経225インデックス |
8位 | ひふみプラス |
9位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
10位 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) |
※データ:2024年12月分購入代金
つみたて投資枠は米国株や世界株のファンドが人気で上位を占めています。キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)は初登場の10月から徐々に順位を上げており、11月の5位から4位にランクアップしました。「PayPayおまかせ運用」でも購入でき、収益を重視したい人に人気のファンドです。
NISA成長投資枠【投資信託】
NISA成長投資枠 2024年12月 投資信託ランキング | |
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順位 | ファンド名 |
1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2位 | グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) |
3位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
4位 | 三菱UFJ 純金ファンド |
5位 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
6位 | Oneグローバルバランス |
7位 | PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 |
8位 | eMAXIS/PayPay証券 全世界バランス |
9位 | eMAXIS NASDAQ100インデックス |
10位 | HSBC インド オープン |
※データ:2024年12月分購入代金
先月3位のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が1位になりました。米大統領選で「米国第一主義」を掲げるトランプ氏が勝利したことで、米国株に期待する人が多いのかもしれません。
9位にはeMAXIS NASDAQ100インデックスが初登場しました。米ナスダック市場の上場企業のうち、金融業を除く時価総額上位100社で構成されるナスダック100指数への連動を目指すファンドです。アップル<AAPL>やエヌビディア<NVDA>、テスラ<TSLA>など、多くの有名ハイテク株が組み入れられています。
NISA成長投資枠【米国株/ETFランキング】
NISA成長投資枠 2024年12月 米国株/ETFランキング | |
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順位 | 銘柄名 |
1位 | テスラ |
2位 | エヌビディア |
3位 | パランティア・テクノロジーズ |
4位 | 金(ゴールド)コース |
5位 | アップル |
6位 | ブロードコム |
7位 | アマゾン・ドット・コム |
8位 | コインベース・グローバル |
9位 | アメリカ高配当株式コース |
10位 | スタンダードコース |
※データ:2024年12月分購入代金
先月までエヌビディアは11ヵ月連続1位でしたが、2位に後退しテスラが1位に輝きました。テスラはトランプ次期政権による自動運転車の規制緩和などで恩恵を受けると見られており、昨年12月には上場来高値488.54ドルまで上昇しています。
そのほか、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が3位にランクインしました。AI(人工知能)関連のソフトウェア株として注目されており、当社取扱の米国株の中で昨年トップの上昇率でした。
NISA成長投資枠【日本株ランキング】
NISA成長投資枠 2024年12月 日本株ランキング | |
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順位 | 銘柄名 |
1位 | 本田技研工業 |
2位 | 日産自動車 |
3位 | キオクシアホールディングス |
4位 | 三菱重工業 |
5位 | ソフトバンク |
6位 | オリエンタルランド |
7位 | 東京地下鉄 |
8位 | トヨタ自動車 |
9位 | 日本電信電話 |
10位 | 楽天グループ |
※データ:2024年12月分購入代金
1位は本田技研工業<7267>、2位は日産自動車<7201>となりました。三菱自動車工業<7211>も含めた3社の経営統合の報道で一気に注目度が高まっています。
3位は12月18日に新規上場したキオクシアホールディングス<285A>でした。今年の注目テーマの1つでもあるデータセンター向けの最先端メモリが伸びており、今後の業績拡大が期待されています。
※各銘柄の詳細は目論見書やホームページ等でご確認ください
記事作成日:2025年1月6日