💡この記事のポイント
✅株式投資の楽しみの一つである「株主優待」に注目
✅高配当に加えて、生活に役立つ優待がもらえる日本株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅三井住友フィナンシャルグループ、トヨタ自動車、ソフトバンク、東京地下鉄、日本航空

✅株式投資の楽しみの一つである「株主優待」に注目
✅高配当に加えて、生活に役立つ優待がもらえる日本株をご紹介
✅三井住友フィナンシャルグループ、トヨタ自動車、ソフトバンク、東京地下鉄、日本航空
三井住友フィナンシャルグループ<8316>
セブン&アイ・ホールディングス<3382>
ソフトバンク<9434>
王子ホールディングス<3861>
トヨタ自動車<7203>
大和ハウス工業<1925>
東京地下鉄<9023>
西日本旅客鉄道<9021>
日本航空<9201>
商船三井<9104>
株主優待をもらうには
初心者の方へ
高配当株投資では、配当金を受け取りながら長期保有を目指すスタイルが人気です。そこに「株主優待」が加わると、投資の楽しみ方がさらに広がります。
株主優待とは、企業が株主に対して自社製品やサービス、割引券、電子マネーなどを贈る制度のことです。配当金という形での利益還元に加えて、魅力的な商品やサービスを直接受け取ることができるため、長期投資のモチベーションにつながりやすそうです。
今回は、配当が期待できるだけでなく、魅力的な株主優待も実施している日本の高配当株をご紹介します。共通ポイントから旅行に使える割引券、日用品まで、日々の生活を少し豊かにしてくれそうなラインアップがそろ揃っていますので、ぜひ銘柄選びのヒントにしてみてください。
※株主優待の内容は記事作成時点(2026年6月25日)の情報をもとにしています。優待制度は変更・廃止される場合がありますので、実際に投資を検討する際は、各社の最新IR情報をご確認ください。
メガバンクの一角として強固な収益基盤を持つ総合金融グループです。銀行、証券、カード、リースなど幅広い金融サービスを展開しており、金利上昇局面では利ざや(貸出金利と預金金利の差)の改善が業績を支える材料になりやすいと考えられます。
優待の概要:
2026年9月末を初回の基準日として、新たに株主優待制度が導入されます。初回基準日では、100株以上1,000株未満を1年以上継続保有し、所定期間内のエントリーやOliveアカウントの契約利用、口座残高15万円以上などの条件を満たすと、5,000円分相当のVポイントが進呈されます。また、100株以上の保有で円定期預金に金利1%上乗せクーポンももらえます。配当に加えて、ポイントや金利の上乗せは、個人投資家にとって分かりやすいメリットになりそうです。
予想配当利回りは2.83%。
セブン-イレブンを中核とする流通グループです。国内外でコンビニエンスストア事業を展開しており、日常生活に身近な企業として知られています。景気の影響は受けるものの、食品や日用品など生活に欠かせない商品を扱っているため、安定した需要が期待されやすい銘柄です。
優待の概要:
毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、セブン&アイ共通商品券、または国連WFPへの寄付を選べる株主優待が用意されています。3年以上継続して保有している株主には、共通商品券が500円分追加で贈呈されます。普段からセブン-イレブンなどグループ店舗を利用する方にとっては、日常の買い物に使いやすい実用的な優待と言えそうです。
予想配当利回りは3.14%。
「SoftBank」や「Y!mobile」などを展開する通信大手です。通信事業の底堅いキャッシュフローを基盤に、PayPayやLINEヤフーなどグループサービスとの連携も進めています。
優待の概要:
100株以上を1年以上継続して保有し、株主優待サイトで所定の申請をすることで、1,000円分のPayPayマネーライトがもらえます。保有期間は、3月31日から翌年3月31日まで、または9月30日から翌年9月30日までの2パターンがあり、初回は2025年3月31日から2026年3月31日までの保有が対象です。日々のキャッシュレス決済で使いやすく、利便性の高い優待として注目されそうです。
予想配当利回りは4.32%。
国内トップクラスの製紙会社であり、パルプ、包装材、家庭紙など幅広い製品を展開しています。環境配慮型の製品開発や、海外でのパッケージ事業の拡大にも取り組んでいます。
優待の概要:
3月末基準では、1,000株以上を半年以上継続保有することで、当社グループ製品のカタログギフトがもらえます。ティッシュペーパーやトイレットペーパーなど、生活に身近な製品を選べる点が魅力です。また、9月末基準では、5,000株以上の株主を対象に、植林活動応援イベントや王子ホール主催コンサート(応募多数の場合は抽選)への招待も用意されています。家計に役立つ実用性と、企業活動を身近に感じられる楽しさの両方がある優待と言えそうです。
予想配当利回りは4.6%。
日本を代表する世界的な自動車メーカーです。為替の影響や競争環境の変化はありますが、ハイブリッド車(HV)を中心にグローバルで高い販売力を持っています。電動化やソフトウェア領域への取り組みも進めています。
優待の概要:
100株以上の保有で、保有株式数と継続保有期間に応じて、スマートフォン決済アプリのTOYOTA Wallet残高が進呈されます。100株以上の場合は、保有期間に応じて500円分、1,000円分、3,000円分が設定されています。さらに、1,000株以上を5年以上保有する株主は、TOYOTA Wallet残高30,000円分に代えて、レースグッズやスポーツグッズ、トヨタ博物館カレーなどの詰め合わせを選べる仕組みもあります。トヨタファンにとっては、保有の楽しみが広がる優待と言えそうです。
予想配当利回りは3.7%。
住宅や賃貸住宅、商業施設、物流施設、ホテルなどを幅広く手がける大手住宅メーカーです。戸建て住宅だけでなく、賃貸住宅や事業施設、不動産開発なども展開しており、住まいや街づくりに関わる総合力が強みです。
優待の概要:
毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じて共通ご利用券が進呈されます。100株以上の場合は通常2,000円分、3年以上継続保有すると4,000円分になります。共通ご利用券は、同社グループが運営するホテル、ゴルフ場、ホームセンター、スポーツクラブのほか、株主優待専用グルメギフトやリフォーム工事などにも利用できます。暮らしやレジャーに使いやすく、実用性の高い優待と言えそうです。
予想配当利回りは4.04%。
東京メトロの愛称で親しまれ、首都圏の交通インフラを支える企業です。通勤・通学といった安定した需要に加え、インバウンド(訪日外国人)や都心部の移動需要も業績を支える要素になりそうです。
優待の概要:
200株以上の保有で、東京メトロ線の片道1乗車に利用できる全線きっぷがもらえます。200株以上400株未満の場合は、3月末と9月末の各基準日に3枚ずつ発行されます。さらに10,000株以上保有の場合は、全線定期乗車証がもらえます。また、3月末基準では、地下鉄博物館の入館引換券など、関連施設の各種優待券も用意されています。都内でお出かけをする機会が多い方にとっては、交通費の節約につながりやすい優待です。
予想配当利回りは3.19%。
JR西日本として、関西から北陸、中国地方にまたがる広大な鉄道ネットワークを運営しています。観光需要の回復やインバウンド効果により、鉄道事業に加えて駅ナカ、ホテル、不動産事業などにも注目が集まりやすい銘柄です。
優待の概要:
毎年3月末の株主を対象に、片道1名分の運賃・料金が50%割引となる株主優待鉄道割引券が発行されます。発行枚数は保有株式数に応じて増え、100株以上399株以下では1枚、400株以上599株以下では2枚といった形で最大100枚まで段階的に増加します。また、100株以上を3年以上継続保有している株主には、保有株式数に応じて鉄道割引券の追加発行もあります。さらに、200株以上を保有し、100株以上を3年以上継続保有している株主には、WESTERポイント1,000ポイントも進呈されます。その他関連施設等の優待割引券も用意されており、旅行や帰省でJR西日本エリアを利用する方にとって、実用性の高い優待と言えそうです。
予想配当利回りは3.69%。
国内線・国際線ともに日本の空を支える大手航空会社(JAL)です。国内外の旅行需要の回復を背景に、旅客数の増加が業績を支える流れとなっています。
優待の概要:
株主割引券は、3月末と9月末の基準日に保有株数に応じて発行されます。100株以上199株以下の場合、3月末基準では1枚発行されますが、9月末基準では発行されません。9月末基準でも株主割引券を受け取るには、200株以上の保有が必要です。また、旅行商品割引や条件を満たす株主には年1回e JALポイントが付与される特典も用意されています。旅行が好きな方や、遠方への帰省が多い方にとっては、移動コストを抑える手段として魅力を感じやすい優待です。
予想配当利回りは3.4%。
鉄鉱石や原油、LNG、自動車などの輸送を手がける大手海運会社です。海運市況の変動は受けやすいものの、高配当銘柄として投資家からの注目を集めやすい傾向があります。
優待の概要:
100株以上の保有で、三井オーシャンクルーズのクルーズ優待券がもらえます。1枚利用で旅行代金が10%割引、2枚利用で20%割引となります。さらに、9月末基準では商船三井さんふらわあのフェリーで使える5,000円割引クーポンもあります。また、300株以上を2年以上継続保有すると、クルーズやフェリー事業にちなんだ名産品などを選べる3,000円相当のオリジナルカタログギフトももらえます。旅行や船旅が好きな方にとって、優待のバリエーションが豊富な銘柄と言えそうです。
予想配当利回りは3.9%。
※ご紹介した予想配当利回りは、2026年6月25日終値時点の情報を元にしています。
株主優待をもらうには、ある決まった日までに株式を購入し、保有しなければなりません。その仕組みを初心者向けに簡単にご紹介します。

株主優待をもらうには、株主優待を受け取る権利を確定させる必要があります。
6月の場合は、6/26(金)が権利付最終日で、6/29(月)が権利落ち日になります。
・権利付最終日(けんりつきさいしゅうび)
この日までに株を買って保有すると、株主優待をもらう権利が得られます。権利を得るには権利付最終日の15時24分までに株式を買付し、保有していなければなりません。投資家にとって最も重要な日です。この日までに売ってしまうと権利は得られません。
・権利落ち日(けんりおちび)
権利付最終日の翌営業日です。この日に株を買っても、今回の株主優待はもらえません。この権利落ち日の前営業日までに買えば、株主優待をもらう権利が得られます。
・権利確定日(けんりかくていび)
この日に株主名簿に名前が載ることで、株主優待を受け取る権利が正式に確定します。
・実際に株主優待が届くタイミング
株主優待を受け取る権利が確定しても、すぐに優待品がもらえるわけではありません。
一般的に、株主優待が届くのは権利確定日から2~3ヵ月後です。
例えば、9月末が権利確定日の企業であれば、11月~12月ごろに届くことが多いようです。同じように、3月末が権利確定日であれば、6~7月ごろが目安になります。
これらはあくまで一般的な例ですので、実際には各企業のホームページをご参照ください。
※株主優待内容の最新情報は各社ホームページをご覧ください
株主優待は、投資を続ける楽しみの一つになります。ただし、優待だけで銘柄を選ぶのではなく、業績、財務状況、配当方針、株価水準もあわせて確認することが大切です。
PayPay証券では、日本株も米国株も投資信託も100円から1円単位の金額指定で買えます。また、PayPayポイントを使ってポイント投資することもできます。ただし、株主優待をもらうには、「100株以上保有」「1年以上保有」など、その優待をもらうための条件がありますのでご注意ください。
配当金をもらいながら、優待も楽しむ。そんな視点で見ると、高配当株投資の選択肢はより広がりそうです。
※「PayPay証券アプリ」では、PayPay銀行との入金連携(おいたまま買付)をご利用の場合に限り、100円からご購入いただけます。その他の場合は1,000円からご購入いただけます。
※「PayPay証券ミニアプリ(PayPayアプリ内取引)」では、いずれの場合でも100円からご購入いただけます。
記事作成日:2026年6月24日