💡この記事のポイント
✅セレブラス・システムズが米国時間2026年5月14日にナスダックへ上場
✅公開価格185ドルに対し、終値311.07ドルと大きく上回り、時価総額は約670億ドル規模に
✅セレブラス・システムズ関連の日米株11選をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅米国株:アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ
✅日本株:ソフトバンクグループ、アドバンテスト

✅セレブラス・システムズが米国時間2026年5月14日にナスダックへ上場
✅公開価格185ドルに対し、終値311.07ドルと大きく上回り、時価総額は約670億ドル規模に
✅セレブラス・システムズ関連の日米株11選をご紹介
✅米国株:アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ
✅日本株:ソフトバンクグループ、アドバンテスト
セレブラスが注目される理由
アマゾン・ドット・コム<AMZN>
メタ・プラットフォームズ<META>
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
アーム・ホールディングス ADR<ARM>
エヌビディア<NVDA>
ソフトバンクグループ<9984>
アドバンテスト<6857>
東京エレクトロン<8035>
ディスコ<6146>
レーザーテック<6920>
SUMCO<3436>
米国時間2026年5月14日、AI向け半導体の米新興企業セレブラス・システムズがナスダックに上場しました。IPO(新規株式公開)価格は185ドルでしたが、初値は350ドルで場中には高値386.34ドルまで上昇。終値は公開価格を68.14%上回る311.07ドルとなり、終値ベースの時価総額は約670億ドルとなりました。
セレブラスは、1枚の巨大なチップを軸に独自設計で差別化を図ってきた企業で、特に注目されているのが「推論(AIが答えを返す処理)の速さ」です。2026年1月に提携を発表したオープンAIは、セレブラスの強みを「計算、メモリ、帯域幅を1つの巨大なチップに集約し、従来型ハードウェアのボトルネックを減らすこと」にあると紹介しています。
さらに、アマゾン・ドット・コム<AMZN>がクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」での協業を発表したり、メタ・プラットフォームズ<META>のクラウド型APIプラットフォーム「Llama API」にも採用されています。こうした大手企業との接点が広がっている点も注目されているようです。
そこで今回は、セレブラス・システムズ関連の日米株11選をご紹介します。
ネット通販とクラウドのAWSを抱える米IT大手です。2026年3月にセレブラスとの協業を発表しました。AWSデータセンターへの展開と、フルマネージドサービス「Amazon Bedrock」経由での提供計画が示されています。
FacebookやInstagramを運営し、広告収益を主力とするSNS大手です。クラウド型APIプラットフォーム「Llama API」でセレブラスを選択し、高速なLlama推論を使えると案内されています。
AIアクセラレータやマイクロプロセッサー、チップセットなどの半導体製品の設計・開発を手がけています。セレブラスが2026年2月に実施した10億ドルの資金調達にはAMDも参加しましたが、上場時に開示されたセレブラスの目論見書では競合先にも位置付けられています。
半導体の設計図(アーキテクチャ)を世界中のメーカーに提供している企業です。2026年3月に発表した「Arm AGI CPU」では、ローンチパートナーの一社としてセレブラスが挙げられました。ソフトバンクグループ<9984>とともにセレブラスへ買収を打診していたとの報道もあり、今後の関係性も注目されそうです。
生成AIブームの中核を担うGPU大手です。セレブラスにとって競合であり、上場時に開示された目論見書でも、まず意識されている相手はエヌビディアでした。今回のセレブラス上場は、現在のエヌビディア一強に対し、新たな勢力がどこまで存在感を高められるか、という側面からも投資家の関心を集めたようです。
AI・半導体・ロボティクスなどに投資する持株会社です。傘下のアーム・ホールディングス ADRが発表した新シリコン「Arm AGI CPU」では、ローンチパートナーの一社としてセレブラスが挙げられました。セレブラスへ買収を打診していたとの報道もあり、今後の関係性も注目されそうです。
半導体試験装置で世界トップクラスの企業で、半導体が正しく動くかどうかを確認する「テスター」は、最先端のGPU(画像処理半導体)やAI向け半導体でも不可欠とされています。AI半導体の高度化が進むほど、検査や評価の重要性も高まる可能性があるため、周辺関連銘柄として連想されやすい存在です。
半導体を製造するための装置を提供する世界的大手企業で、前工程と呼ばれる半導体の製造プロセスで幅広い装置を手がけています。先端AI半導体の需要が広がる局面では、製造装置への関心も高まる可能性があるため、周辺関連銘柄として連想されやすい存在です。
半導体の製造工程で欠かせない「切る・削る・磨く」という精密加工装置において、世界トップクラスのシェアを誇る企業です。先端半導体の生産量や高性能化が進むなかで、周辺関連銘柄として連想されやすい存在です。
最先端の半導体製造に欠かせない「EUV露光技術」に関連する検査装置で、独占的地位にある企業で、EUV露光に使われる「マスク(半導体の設計図が描かれた原版)」の欠陥を検査する装置を手がけています。半導体の高精度化が進むなかで、周辺関連銘柄として連想されやすい存在です。
半導体シリコンウエハーで世界2位のシェアを持つ専業メーカーです。シリコンウエハーは半導体の「基板」となる素材で、スマートフォンやパソコンなどあらゆる電子部品に搭載されています。サプライチェーン全体の広がりのなかで、周辺関連銘柄として連想されやすい存在です。
記事作成日:2026年5月15日