💡この記事のポイント
✅ソニーとTSMCが次世代センサーの開発・製造で提携
✅現実世界でAIが動く「フィジカルAI」に注目が集まる
✅センサー、FA、ロボットなどの関連日本株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅ファナック、安川電機、ソフトバンクグループ、ダイフク
.png)
✅ソニーとTSMCが次世代センサーの開発・製造で提携
✅現実世界でAIが動く「フィジカルAI」に注目が集まる
✅センサー、FA、ロボットなどの関連日本株をご紹介
✅ファナック、安川電機、ソフトバンクグループ、ダイフク
ソニーがTSMCと提携、フィジカルAIでも協力
AIの普及が現実世界にも広がりつつある
ソニーグループ<6758>
ファナック<6954>
安川電機<6506>
ソフトバンクグループ<9984>
日立製作所<6501>
川崎重工業<7012>
ダイフク<6383>
ミネベアミツミ<6479>
キーエンス<6861>
村田製作所<6981>
2026年5月8日、ソニーグループ<6758>が台湾セミコンダクター(TSMC)と次世代イメージセンサーの開発・製造に関する戦略的提携に向けて、基本合意書を締結したことを発表し、翌営業日の11日には、一時+11.65%高と急騰しました。
イメージセンサーとは、カメラなどに使われる部品で、光を電気信号に変えて画像として取り込む役割を担います。スマートフォンのカメラやデジタルカメラだけでなく、自動車、ロボット、工場の検査装置など、さまざまな分野で活用されています。
今回の提携では、合弁会社の設立や、熊本県にあるソニーの工場への開発・生産ラインの構築を検討する方針です。それに加えて、車載やロボティクスなどの「フィジカルAI」応用分野でも新たな機会の探索・対応も進めるとしています。この発表を受けて、フィジカルAI関連として株式市場で注目が集まったようです。
これまで株式市場では、生成AIの普及を背景に、AI半導体やデータセンター関連の銘柄が注目されてきました。一方で、今後はAIが現実世界の機械や設備に組み込まれていくことで、センサー、ロボット、モーター、制御機器、車載半導体などにも成長機会が広がると考えられています。
今回のソニーグループとTSMCの提携は、フィジカルAIが株式市場のテーマとして再認識されるきっかけのひとつになりそうです。
もちろん、フィジカルAIはまだ発展途上の分野であり、関連企業の業績にすぐ大きく反映されるとは限りません。それでも、AIがロボット、自動車、工場、物流などの現実世界に広がっていく流れは、今後も株式市場で引き続き注目されるテーマとなりそうです。
そこで今回は、フィジカルAI関連の日本株をご紹介します。
カメラなどに使われるイメージセンサーで世界的です。5月8日には、TSMCと次世代イメージセンサーに関する戦略的提携に向けた基本合意書を締結し、車載やロボティクスなどの「フィジカルAI」応用分野での活用も見据えるとしています。AIが現実世界を認識するための“目”を担う企業として注目されそうです。
産業用ロボットやFA(ファクトリーオートメーション)機器の大手です。同社は、ロボットのオープンプラットフォーム対応を強力に推進し、生産現場で使える「フィジカルAI」の実装を展開する方針を示しています。また、エヌビディア<NVDA>とAI搭載ロボットの開発でも提携し、代表的な関連銘柄と見られています。
産業用ロボットやサーボモーターなどに強みを持つ企業です。2025年12月には、ソフトバンク<9434>とフィジカルAIの社会実装に向けて協業を開始しています。また、エヌビディアと富士通<6702>の3社で、自律的な産業ロボットの実用化に向けた協業を検討しており、ファナックと並ぶフィジカルAIの代表銘柄です。
AI・半導体・ロボティクスなどに投資する持株会社です。2025年10月には、スイスABBのロボティクス事業を買収すると発表しました。同社は、AIチップ、AIロボット、AIデータセンター、電力を重点領域として掲げ、既存のロボティクス関連投資先などと、AIロボティクス事業を推進しています。
社会インフラや産業分野でAIを活用する企業です。人・AI・ロボットが共に進化する産業現場の実現を目指しています。3月には、現場で自律的に学習し、視覚や力触覚(りきしょっかく:触れたときの手応えとしての感覚)などのセンサー情報を使って複雑作業を自動化するフィジカルAI技術を開発したと発表しました。製造・設備保守・物流などでの導入が想定されています。
産業用ロボットを手がける重工メーカーです。同社は、完璧な判断よりも安全に、確実に、繰り返し動けるロボットが重要としており、フィジカルAIにおいては現場で使われ続ける安定性や安全性を重視しています。2015年からはヒューマノイドロボットKaleido(カレイド)を開発しており、段階的な社会実装を目指しています。
物流システムや搬送設備を手がけるマテリアルハンドリング大手です。研究開発拠点「京都Lab」では、無人搬送車やロボットの制御、半導体搬送システムなどの研究開発を進めています。倉庫や工場でモノを自動で動かす領域は、フィジカルAIの実用化と相性がよく、物流自動化関連として注目されています。
ベアリングやモーター、センサー、アクチュエーターなどの精密部品を手がける企業です。ヒューマノイドロボット向けに、ロボットハンド、関節用のベアリング、力を検知するセンサー、指や関節を動かす小型アクチュエーターなどを展開しており、ロボットの動作を支える精密部品を提供しています。
工場向けのセンサーや画像処理機器に強みを持つ企業です。AI搭載画像センサーでは、対象物の有無判別や数量カウント、文字認識などをAIで行える製品を展開しています。AIが現場を“見る”ための機器を提供する企業として、フィジカルAIのセンサー領域で意識されやすい銘柄です。
電子部品やセンサー、通信モジュールなどを手がける企業です。2025年には、早稲田大学などと純国産のヒューマノイドロボット開発を目指す「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」を設立しました。同社は、ロボットが周囲を検知し、正確に動くための部品やモジュールを提供する企業として注目されそうです。
記事作成日:2026年5月14日