いま注目のインデックスファンド9選

💡この記事のポイント

✅インデックスファンドは少額から市場全体に分散投資ができる

✅コストが低く、運用をプロに任せられるため初心者の方にもはじめやすい

✅バラエティに富んだ特徴あるインデックスファンドをご紹介

🔎登場する主な銘柄

Tracers S&P500 トップ 10 インデックス(米国株式)eMAXIS NASDAQ100インデックスはじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)ニッセイグローバルリートインデックスファンド<購入・換金手数料なし>

 

目次

Tracers S&P500 トップ 10 インデックス(米国株式)

iFreeNEXT FANG+インデックス

eMAXIS NASDAQ100インデックス

米国株式配当貴族(年4回決算型)

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)

ニッセイグローバルリートインデックスファンド<購入・換金手数料なし>

SMT J-REITインデックス・オープン

iFree 新興国債券インデックス

初心者の方へ

いま注目のインデックスファンド9選

将来のための資産形成を考えたとき、「何から手をつければいいか分からない」「個別の会社を選ぶのは難しそう」と悩む方も多いのではないでしょうか。そんな投資初心者の方に、最初のステップとして選ばれることが多いのが「インデックスファンド」のようです。

 

インデックスファンドとは、日経平均や米国のS&P500といった、市場全体の動きを表す代表的な指数(インデックス)に連動するように運用される投資信託のことです。では、なぜこれほどまでに多くの方に支持されているのでしょうか。そこには、これから資産形成を始める方にとって嬉しい3つの理由がありそうです。

 

少額から「分散投資」のメリットを受けられる

一つの会社に集中して投資をすると、その会社の業績によって資産が大きく変動するリスクがあります。インデックスファンドなら、指数を構成する多くの銘柄に少しずつ投資するのと同じ効果が期待できます。リスクを上手に分散しながら、世界経済や投資対象全体の成長を取り込んでいけるのは大きな魅力と言えそうです。

 

銘柄選びの手間が省け、長く続けやすい

投信会社がインデックスに連動するように運用してくれるため、ご自身で毎日ニュースを追いかけて銘柄を入れ替える手間が省けます。「日々の値動きに一喜一憂せず、長期的な目線でじっくり資産を育てる」という、資産運用の基本を実践しやすい仕組みになっています。

 

運用にかかるコストが低め

投資信託を保有している間は「信託報酬」という運用管理費用がかかりますが、インデックスファンドはこのコストが低く設定されているものが主流のようです。長く投資を続けるほど、この小さなコストの差が将来のリターンに大きく響いてくる可能性があります。

 

さらに最近では、非課税制度である「NISA(少額投資非課税制度)」を活用して、インデックスファンドのつみたて投資を始める方も増えています。

 

ひとくちにインデックスファンドと言っても、その種類はさまざまです。定番の「全世界株式」や「米国株式」だけでなく、成長が期待される「特定のテーマ」や「新興国」、さらには株式とは異なる動きをする「不動産(REIT)」や「債券」など、ご自身の目的に合わせて選べるようになっています。

 

「将来のために、まずは少しずつ資産形成していきたい」とお考えの方は、ご自身が興味を持てるインデックスファンドをいくつか見つけてみるのも良いかもしれません。

 

そこで今回は、数あるファンドの中から、いま注目したい9つのインデックスファンドをご紹介します。

 

 

Tracers S&P500 トップ 10 インデックス(米国株式)

米国の超大型株10銘柄で構成される「S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)」に連動する成果を目指すファンドです。

巨大IT企業など、市場を力強く牽引するトップ企業に集中的に投資できる点が魅力です。少数の巨大企業への集中投資となるため、それらの企業の成長をダイレクトに享受できることが期待される反面、一部の企業の影響を受けやすく、値動きが大きくなる可能性がある点には注意が必要です。より、株式投資に近い感覚の投資信託です。

 

iFreeNEXT FANG+インデックス

次世代テクノロジーをベースにグローバルに活躍する米国の巨大企業に投資する「NYSE FANG+指数」に連動する成果を目指すファンドです。

メタ・プラットフォームズ(旧Facebook)、アマゾン(Amazon)、ネットフリックス(Netflix)、アルファベット(Google)の頭文字をとった「FANG」に、アップル<AAPL>やエヌビディア<NVDA>などの少数のトップ企業を加えた合計10銘柄に、ほぼ均等に投資するのが特徴です。高い成長力が期待できる一方で、こちらも値動きの幅が大きくなる傾向がありそうです。2026年3月の定期リバランスにおいて指数構成銘柄の入れ替えが行われ、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が除外され、マイクロン・テクノロジー<MU>が新規採用されました。定期リバランスは、3・6・9・12月に行われます。

 

eMAXIS NASDAQ100インデックス

米国のナスダック市場に上場する金融銘柄を除く、時価総額上位100社の株式で構成される「NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)」に連動する成果を目指すファンドです。

ITやバイオテクノロジーなど、革新的な技術を持つ成長企業が多く含まれており、米国のイノベーションの波に乗ることを期待する投資家に選ばれているようです。上記2ファンドほど絞り込まれていないもののS&P500より銘柄は少ないので、その中間くらいのファンドと言えそうです。ハイテク株の成長に期待している方に向いていそうです。

 

米国株式配当貴族(年4回決算型)

S&P500指数の構成銘柄のうち、25年以上連続して増配(配当金を増やすこと)を行っている企業の株式で構成される「S&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)」に連動する成果を目指すファンドです。

長期間にわたり増配を続けられる企業は、安定した収益基盤を持っていると考えられます。年4回決算型で分配金の受け取りを期待しつつ、長期的な資産成長を目指したい方に注目されているようです。また、分配金を受け取るだけでなく、再投資によってさらに資産の成長を目指すこともできます。

 

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

中国、インド、台湾、韓国など、新興国の株式市場の値動きを表す「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとするファンドです。

先進国に比べて高い経済成長が期待できる新興国の成長力を取り込むことができます。ただし、政治的・経済的な変動リスクが先進国よりも高い傾向がある点には留意が必要です。

 

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)

日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きを表す「MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)(配当込み、円換算ベース)」に連動する成果を目指すファンドです。

これ1本で世界中の株式に幅広く分散投資ができるため、どの国が成長するか予想するのが難しいと考える方にとって、手軽に世界の経済成長を享受できるスタンダードな選択肢です。

 

ニッセイグローバルリートインデックスファンド<購入・換金手数料なし>

日本を除く先進国および新興国のREIT(不動産投資信託)市場の値動きを表す「S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動する成果を目指すファンドです。

株式や債券とは異なる値動きをする傾向がある不動産に投資することで、資産の分散効果を高めることが期待できます。株式だけだとリスクを感じる方や、資産が株式に偏るのは避けたい一方で、値動きのある資産も組み入れたいと考える方にとって、選択肢の一つになりそうです。

 

SMT J-REITインデックス・オープン

東京証券取引所に上場している不動産投資信託(J-REIT)を対象とする「東証REIT指数(配当込み)」に連動する成果を目指すファンドです。

国内のオフィスビル、商業施設、マンションなどの不動産に間接的に投資することができます。インカムゲイン(配当や利子による収益)を重視する方に注目されやすいファンドです。為替リスクを負いたくない人には国内のREITに連動するファンドが向いています。

 

iFree 新興国債券インデックス

新興国の現地通貨建て国債などの値動きを表す「JPモルガン ガバメント・ボンド・インデックス―エマージング・マーケッツ グローバル ダイバーシファイド(円換算)」に連動する成果を目指すファンドです。

先進国の債券に比べて相対的に高い利回りが魅力ですが、為替変動リスクや新興国特有のカントリーリスクがある点には注意が必要です。株式と組み合わせて持つことで、ポートフォリオ全体の分散効果を高める目的で活用できそうです。

 

初心者の方へ

こうして1本ずつ見ていくと、今回の9本は同じインデックスファンドでも役割がかなり違うことがわかります。米国の成長力を積極的に取りにいくタイプもあれば、世界に広く分散するタイプもあり、不動産や債券を通じて株式とは違う値動きを取り入れやすいタイプもあります。

 

だからこそ、「どれがいちばん人気か」よりも、「自分の資産の中でどんな役割を持たせたいか」という視点で見ていくことが大切です。投資信託を選ぶときは、「広く分散したいのか」「成長性を重視したいのか」「株式以外も入れたいのか」を順番に整理していくと、自分に合う方向性が見つけやすくなります。

 

今回の9本は、その違いを学びながら比較する入り口としても使いやすい顔ぶれです。代表的なeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 愛称:オルカンeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)たわらノーロード日経225などだけでなく、よりきめ細かくご自身の目的に合ったインデックスファンドの活用をご検討ください。

 

 

記事作成日:2026年4月3日