成長も期待できる高配当株日米30選

💡この記事のポイント

✅高配当株は、配当という形で定期的なリターンが見込める点が魅力

✅そこに成長期待が加わると、配当と株価上昇の両方を狙える可能性も

✅成長も期待できそうな高配当の日米株をご紹介

🔎登場する主な銘柄

✅米国株:エイチピーIBMモルガン・スタンレーコノコフィリップス

✅日本株:ソシオネクストキヤノンソフトバンクヤマハ発動機

 

目次

米国株

日本株

成長も期待できる高配当株日米30選

一般的に高配当株の魅力は、株価が大きく動かない局面でも、配当金をもらえることで投資の成果を得やすい点にあります。相場が不安定なときでも、配当があると気持ちの支えになりやすく、長期で持つ判断もしやすくなる面もあります。

 

一方で、配当だけを狙うと、成長が鈍い銘柄に偏ってしまったり、業績悪化で配当が減るリスクを見落とす可能性もあります。そこで意識したいのが、高配当でありながら、需要の拡大や事業の強みがあり、利益が伸びる余地がある銘柄です。

 

こうした銘柄は、配当を受け取りながら、業績の伸びが株価の上昇につながる可能性もあり、長期でのリターンが厚くなりやすい点が魅力です。もちろん景気や市況の影響を受ける場面もありますが、日米で分けたり、複数の分野に広げたりして分散投資することで、値動きの偏りを抑えながら取り組むこともできます。

 

また一般的に成長株は、投資や事業拡大を優先するため配当が控えめな傾向にありますが、独自の技術や圧倒的なシェアを持つ企業の中には、成長投資を続けながらも、株主へ安定した還元を行う企業もあります。

 

今回は、配当利回りが平均的な企業よりも高配当で、成長も期待できそうな日米株をご紹介します。

 

 

米国株

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

アナログ半導体に強みがある企業です。産業機器や車載など用途が広く、需要が戻ると売上や利益が伸びやすいです。生産能力と製品ラインアップの広さが強みです。予想配当利回りは2.95%です。

 

クアルコム<QCOM>

通信向け半導体に加え、特許収入も収益の柱です。端末需要の回復や通信の高度化が進むと追い風になりそうです。スマホ以外の領域への展開が進むかも成長を見極めるポイントになりそうです。予想配当利回りは2.65%です。

 

エイチピー<HPQ>

PCとプリンターの大手です。企業のIT投資や入れ替え需要が戻る局面で収益の改善が進みやすいです。法人向け需要の回復とコスト管理が進むと、収益の押し上げにつながりそうです。予想配当利回りは6.17%です。

 

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>

企業向けITサービスを幅広く展開しています。企業のデジタル投資が続くと、成長期待が高まりやすいです。企業の基幹システム領域での存在感があり、量子コンピューティングの進展も注目点です。予想配当利回りは2.6%です。

 

アクセンチュア<ACN>

企業のIT導入や業務改革を支援するコンサル大手です。企業投資の増加局面では案件の増加が見込まれます。大型案件の獲得状況が業績の勢いを左右しやすい点も確認したいポイントです。予想配当利回りは2.98%です。

 

オートマチック・データ・プロセッシング<ADP>

給与計算など人事領域のサービスを提供しています。雇用環境が良い局面では利用が増えやすいです。企業の人事業務の効率化ニーズが高まるほど追い風となりそうです。予想配当利回りは2.86%です。

 

ブラックストーン<BX>

世界有数の資産運用会社です。運用資産が増えるほど収益が伸びやすく、市況が良い局面は追い風です。資金流入が続くかどうかが成長に直結する銘柄です。直近はファンドの資金流出懸念で下落が続いています。予想配当利回りは4.98%です。

 

モルガン・スタンレー<MS>

投資銀行や資産運用に強みがあります。市場が活況な局面では取引関連の収益の伸びが期待できます。M&Aや資金調達などの案件が増えると、手数料収入が伸びやすいです。予想配当利回りは2.64%です。

 

CMEグループ<CME>

先物やオプションの取引所を運営しています。相場の変動が大きいほど取引が増える傾向があります。市場参加者のリスクオンやヘッジ需要が高まる局面で強みが出やすいです。予想配当利回りは3.62%です。

 

フォード・モーター<F>

景気や金利、消費に左右されやすい一方、需要が戻る局面では業績改善が期待できます。車種構成や販売地域の動きによって収益の振れ幅が大きくなりやすい点は意識したいところです。予想配当利回りは5.28%です。

 

ダウ<DOW>

化学素材の大手です。製造業の稼働や景気循環の影響を受け、景気が持ち直すと利益が増えやすいです。市況の変化が販売価格やマージンに直結する点がポイントです。予想配当利回りは4.18%です。

 

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>

医薬品企業です。主力製品や新薬の動向で成長性が左右され、ニュース次第で評価が動きやすいです。パイプライン(研究・開発を進めている新薬候補)の進捗や競合状況が中長期の見通しに影響します。予想配当利回りは4.16%です。

 

EOGリソーシーズ<EOG>

エネルギー開発企業です。資源価格の影響を受け、資源価格次第で利益が変動します。生産計画やコスト水準の変化も収益に直結しやすい点が特徴です。予想配当利回りは3.16%です。

 

コノコフィリップス<COP>

上流中心のエネルギー企業です。資源価格や需給が追い風になる局面では収益が伸びやすいです。資源価格の変動に備えた資本配分の方針も注目点になりそうです。予想配当利回りは2.87%です。

 

ターゲット<TGT>

米国の小売大手です。消費が戻る局面では売上改善が進み、業績の回復が注目されます。消費者の節約志向や在庫管理の上手さが業績を左右しやすい点も押さえておきたいです。予想配当利回りは3.6%です。

 

 

日本株

ソシオネクスト<6526>

半導体関連企業です。顧客分野の需要が強い局面では売上や利益が伸びやすいです。受注動向や製品ミックスの変化が業績に表れる点がポイントです。予想配当利回りは2.75%です。

 

トレンドマイクロ<4704>

サイバーセキュリティを手がけています。企業の対策強化が進むほど需要が伸びやすい領域です。サブスクリプションの拡大が進むかどうかも業績見通しを左右しそうです。予想配当利回りは3.32%です。

 

セイコーエプソン<6724>

プリンターや産業向けの事業を展開しています。設備投資の回復局面では追い風になりやすいです。法人向け需要の戻りや高付加価値製品の伸びが注目点になりそうです。予想配当利回りは 3.72%です。

 

キヤノン<7751>

オフィス機器やカメラなどを手がけています。法人需要が戻る局面では業績が改善する傾向があります。為替や製品構成の変化が利益に反映されやすい点も特徴です。予想配当利回りは3.57%です。

 

リコー<7752>

オフィス領域を中心に事業を展開しています。企業活動が活発になる局面で需要の下支えが期待されやすいです。収益性の改善や事業構造の変化が進むかも確認したいポイントです。予想配当利回りは 2.95%です。

 

デンソー<6902>

自動車部品大手です。電動化などの投資が進むと追い風になりそうです。車載分野の高付加価値化が進むほど将来の伸びに期待が集まりやすいです。予想配当利回りは3.18%です。

 

ZOZO<3092>

ネット消費の動向に左右されやすい企業です。消費マインドの改善局面で伸びが意識されやすいです。利用者数や取扱高の伸びが継続するかが注目点になりそうです。予想配当利回りは 3.25%です。

 

DMG森精機<6141>

工作機械の大手です。製造業の設備投資が増える局面で追い風になりやすいです。受注の増減が今後の業績を考えるうえで重要です。予想配当利回りは3.96%です。

 

SGホールディングス<9143>

物流を担う企業グループです。流通量や企業活動の増加が業績に反映されやすいです。運賃とコストの動きが利益を左右します。予想配当利回りは3.64%です。

 

マネックスグループ<8698>

証券会社や暗号資産交換業者など投資事業を手掛けるグループ企業です。売買代金の増減が収益を左右するビジネスです。相場の活況・不調がそのまま株価の振れにつながりやすい点が特徴です。予想配当利回りは4.18%です。

 

ソフトバンク<9434>

通信を軸に事業を展開しています。料金動向や競争環境の変化が業績に影響し、株価の評価も動きやすい銘柄です。設備投資と株主還元のバランスが注目点になりそうです。予想配当利回りは4%です。

 

INPEX<1605>

資源開発を行う企業です。資源価格や需給が追い風になる局面では利益が伸びやすいです。資源価格の変動が大きい分、配当の安定性も含めて見ておきたいところです。予想配当利回りは2.63%です。

 

日本製鉄<5401>

鉄鋼大手です。景気回復や需要改善の局面では業績が改善する傾向があります。鋼材市況やコストの変化が利益に反映されやすい点がポイントです。予想配当利回りは4%です。

 

JFEホールディングス<5411>

鉄鋼を中心とする企業グループです。景気循環の影響を受け、環境が上向くと利益が増えやすいです。需要が戻ると収益が改善しますが、市況の変化には注意が必要です。予想配当利回りは4.03%です。

 

ヤマハ発動機<7272>

海外需要の比率が高い企業です。海外景気や為替が追い風になる局面では将来の伸びに期待が集まりやすいです。二輪・マリン・産業用など複数事業があり、主力製品の販売台数と採算の改善が業績のカギになります。予想配当利回りは4.42%です。

 

※ご紹介した配当利回りは米国株は3月9日終値時点、日本株は3月10日終値時点の情報を元にしています。

※出所:QUICK

 

 

記事作成日:2026年3月10日