💡この記事のポイント
✅米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け中東情勢が急激に緊迫化
✅原油価格の上昇や地政学リスクの高まりから、関連業種が物色対象に
✅有事の際に注目されやすい日米の主要16銘柄をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅日本株:INPEX、三菱重工業、日本郵船
✅米国株:エクソン・モービル、ロッキード・マーチン、コノコフィリップス

✅米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け中東情勢が急激に緊迫化
✅原油価格の上昇や地政学リスクの高まりから、関連業種が物色対象に
✅有事の際に注目されやすい日米の主要16銘柄をご紹介
✅日本株:INPEX、三菱重工業、日本郵船
✅米国株:エクソン・モービル、ロッキード・マーチン、コノコフィリップス
INPEX<1605>
ENEOSホールディングス<5020>
コスモエネルギーホールディングス<5021>
三菱重工業<7011>
川崎重工業<7012>
IHI<7013>
日本郵船<9101>
商船三井<9104>
エクソン・モービル<XOM>
シェブロン<CVX>
オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>
コノコフィリップス<COP>
ロッキード・マーチン<LMT>
ノースロップ・グラマン<NOC>
アールティーエックス<RTX>
パランティア・テクノロジーズ<PLTR>
現地時間2026年2月28日、米国とイスラエル軍が共同でイランへの攻撃を開始したと報じられました。イランの最高指導者ハメネイ師の死亡も伝えられており、中東情勢の緊張は一気に高まっています。これを受けて3月2日の東京株式市場では、リスク回避の売りが先行する一方で、特定の業種には買いも集まっているようです。
中東は世界のエネルギー供給の要所であり、特にホルムズ海峡の航行への影響が懸念されています。原油価格の上昇期待からエネルギー関連株が買われているほか、地政学リスクの高まりを受けて防衛関連株にも注目が集まっています。また、海運市況の変動を見込んだ動きも出ているようです。
報道によるとトランプ大統領は軍事作戦について「4週間程度」との見通しを示し、暫定指導部との協議の可能性にも言及していますが、先行きについては依然として不透明な状況が続いています。今回は、このような緊迫する情勢に関連する日米の銘柄をご紹介します。
日本最大の石油・天然ガス開発企業です。中東を含む世界各地でプロジェクトを展開しています。原油相場の変動が業績に直結しやすいため、今回のような中東情勢の緊迫化による原油高局面では、収益拡大への期待から買われやすい傾向があるようです。
国内最大の石油元売り企業です。原油相場が上昇すると、同社が保有している在庫の評価益が発生し、利益を押し上げる要因となることがあります。国内のエネルギー供給を支えるインフラ企業としての側面もあり、市場の関心が集まりやすい銘柄の一つです。
国内石油元売り大手の一角を占める企業です。ENEOSなどと同様、原油価格の上昇は保有在庫の評価損益に影響を与えるほか、エネルギーの安定供給という観点からも注目されます。中東情勢の影響を受けやすい石油関連株として、投資家の関心を集める場面がありそうです。
日本を代表する総合重機メーカーであり、防衛産業のリーダー的企業です。防衛省向けに戦闘機や護衛艦、ミサイルなどを提供しています。地政学リスクが世界的に高まると、防衛能力の強化に対する関心が強まり、同社の事業基盤の堅実さが改めて評価される場面がありそうです。
航空機や船舶、エネルギー関連設備を手がける重機大手です。防衛分野では潜水艦や航空機の製造を担っており、三菱重工業とともに日本の防衛関連株の中心的存在です。また、水素などの次世代エネルギー輸送技術にも注力しており、エネルギー安全保障の観点からも関心を持たれる可能性があります。
航空エンジンや防衛装備品、社会基盤を手がける企業です。防衛分野では航空自衛隊の戦闘機用エンジンなどを展開しています。民間航空機向けエンジンの需要回復に加え、安全保障環境の変化に伴う防衛予算の拡大などが同社の追い風になると期待する声があるようです。
国内海運最大手の一社です。ホルムズ海峡などの重要航路で緊張が高まると、船舶の運航ルート変更や保険料の上昇などが起こりますが、これに伴う運賃市況の上昇が業績の押し上げ要因になるとの見方があるようです。資源輸送の安定供給を担う存在として注目されます。
資源・エネルギー輸送に強みを持つ海運大手です。原油タンカーやLNG(液化天然ガス)船を多数運航しています。中東情勢の不安定化はエネルギー輸送のコスト増につながる一方で、輸送距離の延長や需給の引き締まりを通じて、海運市況にプラスの影響を与えるとの指摘もあります。
世界最大級の石油・ガス企業です。原油生産から精製、販売までを垂直統合で展開しています。中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰は、同社の収益見通しにとって追い風となりやすい要因の一つです。地政学リスクが懸念される局面では、エネルギー株に資金が向かうケースがあります。
エクソン・モービルと並ぶ米国の石油メジャーです。潤沢なキャッシュフローを背景とした高い株主還元でも知られています。世界的なエネルギー価格の上昇は、同社の生産部門の収益性を高めるため、中東リスクが意識される場面では買いが集まりやすい銘柄と言えそうです。
米国国内のシェールオイル生産に強みを持つ石油・ガス企業です。米国は自国内でのエネルギー生産能力が高いため、中東からの供給リスクが高まると、同社のような米国内に主要な生産基盤を持つ企業の価値が見直される可能性があります。
世界最大級の独立系石油・ガス探査・生産企業です。同社は特に上流工程(探査・生産)に特化しており、原油価格の変動に対する業績の感応度が高いことが特徴です。エネルギー供給への不安から原油相場が上昇する局面では、関心が寄せられやすいエネルギー関連株の一つです。
世界最大級の防衛航空宇宙企業です。最新鋭ステルス戦闘機「F-35」などを製造しています。米国が軍事介入を強める局面や、同盟国が防衛体制を強化する際には、同社の装備品への需要が高まると期待されます。世界情勢の不安定化が意識される際の代表的な防衛関連株です。
米国の防衛大手で、ステルス爆撃機やミサイル防衛システムに強みを持ちます。宇宙事業や高度な電子戦システムも展開しており、現代の軍事紛争において不可欠な技術を提供しています。地政学リスクの高まりを受けて、防衛予算の配分が拡大するとの見方が支えになりそうです。
航空宇宙・防衛の多角経営企業です。ミサイル防衛システム「パトリオット」などで知られています。中東でのミサイル攻撃への懸念が高まると、同社の防衛技術への需要が改めて注目されることがあるようです。
軍事や諜報活動に使われる高度なデータ分析プラットフォームを提供しています。軍事・安全保障の分野でも、AI(人工知能)を活用した情報分析の重要性が高まりつつあります。中東での軍事作戦が長期化する懸念があるなかで、同社のソフトウェアが果たす役割への期待が高まっているようです。
記事作成日:2026年3月2日