政府が海外展開を支援!ペロブスカイト太陽電池の実装に貢献する日本株6選

💡この記事のポイント

✅経産省がペロブスカイト太陽電池の海外展開を支援へ

✅日本発の技術は研究段階からビジネス段階へ移行

✅ペロブスカイト太陽電池関連の日本株をご紹介

🔎登場する主な銘柄

積水化学工業パナソニックホールディングスマクニカホールディングス


目次

政府がペロブスカイト太陽電池の海外展開支援を発表

「研究段階」から「ビジネス段階」へ

積水化学工業<4204>

パナソニックホールディングス<6752>

マクニカホールディングス<3132>

AGC<5201>

トヨタ自動車<7203>

三菱HCキャピタル<8593>

政府が海外展開を支援!ペロブスカイト太陽電池の実装に貢献する日本株6選

政府がペロブスカイト太陽電池の海外展開支援を発表

2月17日に、経済産業省が「ペロブスカイト太陽電池」を世界へ広めるため、2026年度に海外の設置実証の公募を始める方針を示しました。高市早苗政権が掲げる成長戦略の一環として、インドネシアやタイといった東南アジア、さらには欧米の住宅・ビルなどでの活用を本格的に支援するようです


「研究段階」から「ビジネス段階」へ

ペロブスカイト太陽電池は、日本発の技術で「薄い、軽い、曲げられる」という特徴がある次世代太陽電池です。これまでは設置が難しかったビルの壁面や、耐荷重の小さい建物の屋根など、あらゆる場所で発電できる可能性を秘めています。


こうした背景から、政府は日本企業が持つ技術的な優位性を維持し、積極的に世界展開を後押しするという狙いがあるようです。実際に積水化学工業<4202>は2027年度からの量産化を表明しており、市場はいよいよ「研究段階」から「ビジネス段階」へと移行しようとしています。


そこで今回は、ペロブスカイト太陽電池の社会実装への貢献が期待できる日本株をご紹介します。


積水化学工業<4204>

3月にペロブスカイト太陽電池の商用化を控える代表的関連銘柄と言えそうです。3月1日付で就任する清水新社長は、本事業を「社運をかけて立ち上げる」と表明しています。独自の封止・塗工技術に加え、国内で原料を調達できる強みを活かし、2030年度には新事業関連で2,000億〜2,500億円の売上を目指すとしています。まずは公共施設への設置から開始し、将来的には自社住宅「セキスイハイム」への搭載も視野に入れているようです。


パナソニックホールディングス<6752>

「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」の開発に強みを持ち、その施工性や意匠性などの実装検証を行っています。建材一体型にすることで耐久性の向上を目指し、都市部での脱炭素化への貢献が期待されています。


マクニカホールディングス<3132>

半導体商社のネットワークを活かし、社会実装を加速させています。横浜の港湾施設や船舶など、厳しい環境下での実証試験を進めています。「どこでも発電できる」特性を活かした、物流・交通インフラ向けのソリューション提供で先行しています。


AGC<5201>

パナソニックなどと連携し、「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」の量産技術開発とフィールド実証に参画しています。窓や壁面など建材一体型での活用を見据え、都市部の脱炭素化に向けた導入拡大を推進しています。


トヨタ自動車<7203>

設置面積の制約がある自動車向けに、車載用ペロブスカイト太陽電池の開発を推進しています。ルーフへの搭載を目指し、スタートアップ企業と連携して世界最高クラスの発電効率を追求しています。


三菱HCキャピタル<8593>

開発企業への出資や、初期投資を抑えて電力を提供する「PPA(電力販売契約)モデル」の構築など、金融面から普及を支えています。技術をビジネスとして定着させるための仕組み作りを担う、重要な役割を果たしています。



記事作成日:2026年2月18日