💡この記事のポイント
✅新型「iPhone 17」シリーズの販売が好調との報道
✅アップルに部品等を提供している電子部品メーカーなどが物色対象に
✅アップル関連の日米株8選をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅日本株:ソニーグループ、村田製作所、TDK
✅米国株:クアルコム、ブロードコム、マイクロン・テクノロジー

✅新型「iPhone 17」シリーズの販売が好調との報道
✅アップルに部品等を提供している電子部品メーカーなどが物色対象に
✅アップル関連の日米株8選をご紹介
✅日本株:ソニーグループ、村田製作所、TDK
✅米国株:クアルコム、ブロードコム、マイクロン・テクノロジー
ソニーグループ<6758>
村田製作所<6981>
TDK<6762>
太陽誘電<6976>
日東電工<6988>
クアルコム<QCOM>
ブロードコム<AVGO>
マイクロン・テクノロジー<MU>
2025年9月に発売されたアップル<AAPL>の新型「iPhone 17」シリーズは、前モデル比で初動の販売が堅調と報じられています。年末商戦に向けた需要の上振れ期待が意識され、株式市場でも関連株への関心が高まっているようです。
東京市場でも、いわゆる「アップル関連」とされる電子部品・材料の一角が物色されました。スマートフォンの高機能化が続くなかで、部品点数や高付加価値部材の採用が進むとの見方が支えになっているようです。
iPhoneが1台売れると、もちろんアップル本体の業績に貢献しますが、それだけではありません。iPhoneの内部には、他の企業が製造する高性能な部品も数多く使われています。
そこで今回は、この「iPhone 17」の販売好調をテーマに、アップル関連銘柄をご紹介します。
8社とも、アップルの公式「Supplier List(FY2023)」に掲載されていますが、このリストはアップル全体の調達先を示すもので、iPhone 17の部品に採用されているかどうかまでは基本的には不明です。
ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクスなど多岐にわたる事業を展開する日本企業です。
同社は、スマートフォンの「眼」とも言える「CMOSイメージセンサー(カメラに使われる半導体)」において、世界トップクラスのシェアを誇るとされています。
iPhoneのカメラ性能は年々進化しており、高性能なイメージセンサーは不可欠です。iPhone 17でもソニーのイメージセンサーが搭載されていると報道されており、iPhoneの好調は同社のイメージセンサー事業(I&SS事業)にとって追い風となりそうです。
電子部品の大手メーカーです。
スマートフォンに不可欠な「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」で高い世界シェアを持っています。MLCCは、電気を蓄えたり、電流を安定させたりする役割を持ち、1台の高性能スマートフォンには約800~1,000個程度使われていると言われています。iPhone 17のような高機能モデルが売れれば、同社の部品需要も高まることが期待されそうです。
日本の総合電子部品メーカーです。
スマートフォン向けでは、傘下のATL(Amperex Technology Limited)がリチウムイオン二次電池を手がけるなど、高い存在感を持つことが知られています。さらに、高周波部品やセンサーなども幅広く展開しています。スマートフォンのバッテリー持続時間の向上や小型化は消費者にとっても重要なポイントであり、同社の技術力が活かされている分野のようです。iPhone 17の販売が向上するにつれて、同社のバッテリー等への需要も高まりそうです。
村田製作所と並び「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」を得意とする大手電子部品メーカーです。
MLCCはスマートフォンの高機能化・多機能化に伴い、1台あたりの搭載個数が増加する傾向にあるようです。特に最新モデルであるiPhone 17がAI機能強化などで高性能化すれば、より小型で大容量のMLCCが必要とされ、同社にとってビジネスチャンスとなる可能性がありそうです。
工業用テープから光学フィルムまで、多岐にわたる高機能材料を手がける化学メーカーです。
スマートフォン向けでは、ディスプレイに使われる光学フィルム(偏光フィルムなど)や、内部で使われるフレキシブルプリント基板(FPC)に関連する材料などで高い技術力を持つとされています。iPhone 17のディスプレイ性能の向上や、内部構造の進化において、同社の材料が貢献している可能性があります。
米国の半導体メーカーで、特にスマートフォン向けの通信技術(モデムチップ)に強みを持っています。
iPhoneが世界中の通信網(5Gなど)に高速で接続するために、同社の通信用半導体は重要な役割を担っているとされています。アップルは一部のモデルで自社開発チップを用いていますが、当面はクアルコムのモデム供給が継続するとの見方が一般的です。iPhone 17の販売好調は同社にも恩恵がありそうです。
通信インフラやデータセンター向け半導体を手がける米国の企業です。
アップル6とは長年の取引関係があり、RF(無線)関連部品などで関係が続くとみられます。一方、iPhone 17ではWi-FiやBluetooth周辺の一部で内製化が進んだとの報道もあり、同社についてはスマートフォンのRFに加え、ネットワークやデータセンター/AI向けまで含めた“広義のアップル関連”としての見方が適していそうです。
米国の大手半導体メーカーで、データを記憶する「メモリ」を専門としています。
スマートフォンが快適に動作するためには、データを一時的に記憶する「DRAM」や、写真やアプリを長期間保存する「NANDフラッシュメモリ」が不可欠です。iPhone 17でAI機能等が強化されると、より高性能で大容量のメモリが必要になると見られており、同社のようなメモリメーカーへの需要が高まりそうです。
記事作成日:2025年10月21日
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