個人投資家に人気がある高配当株。PayPay証券の取扱銘柄の中から日米の高配当株をランキング形式で一挙公開!
「配当利回り」とは、今の株価に対して年間の配当金がどれくらい支払われるかの割合を示す指標です。この配当利回りが高いほど投資金額に対して配当が多くてオトクということになります。
ただし、業績悪化等で株価が下落したことで配当利回りが高い場合もありますし、あくまで予想配当ですので、配当が減額されたり、配当を出さなくなるケースもありますので注意が必要です。
株式市場が大きく下落したタイミングでは、配当利回りが高くなり、下値抵抗が期待できることから高配当株への注目はより高まります。ぜひランクインしている銘柄をチェックしてみてください。
最後に人気銘柄の配当利回りもご紹介します。
米国株:予想配当利回りランキング
順位  | 銘柄名  | 配当利回り  | 
|---|---|---|
1位  | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス  | 12.64%  | 
2位  | ゼロックス・ホールディングス  | 10.09%  | 
3位  | アルトリア・グループ  | 7.91%  | 
4位  | フォード・モーター  | 6.81%  | 
5位  | ベライゾン・コミュニケーションズ  | 6.54%  | 
6位  | エーティー・アンド・ティー  | 5.77%  | 
7位  | ファイザー  | 5.58%  | 
8位  | ダウ  | 5.40%  | 
9位  | ブリストル・マイヤーズ・スクイブ  | 4.90%  | 
10位  | フィリップ・モリス・インターナショナル  | 4.49%  | 
※データ:2024年8月5日時点
ブリストル・マイヤーズ・スクイブの配当利回りは前回5位で6.07%でしたが、今回は9位で4.90%となりました。これは株価が上昇したためで、7月26日に好決算を発表したことが理由のようです。配当利回りは少し下がりましたが、それでも5%近い利回りは大きな魅力です。配当を受け取りながら株価も引き続き上昇してくれるとうれしいですね。
日本株:予想配当利回りランキング
順位  | 銘柄名  | 配当利回り  | 
|---|---|---|
1位  | 商船三井  | 6.48%  | 
2位  | 日産自動車  | 6.29%  | 
3位  | JFEホールディングス  | 5.71%  | 
4位  | 日本製鉄  | 5.35%  | 
5位  | 日本たばこ産業  | 5.34%  | 
6位  | マツダ  | 5.25%  | 
7位  | 東ソー  | 4.97%  | 
8位  | 本田技研工業  | 4.93%  | 
9位  | 武田薬品工業  | 4.78%  | 
10位  | AGC  | 4.77%  | 
※データ:2024年8月5日時点
前回7月は配当利回りが5%を超える銘柄はありませんでしたが、今回は日本株が大きく値下がりしたことで6%を超える銘柄も出てきました。
1位は商船三井で、好業績を背景に2025年3月期の年間配当は、当初予定していた180円から修正し280円に増配する予定です。急速な円高進行や米国の景気減速懸念などもあり、株価は7月4日高値5,360円から4,400円程度にまで下落していますが、配当利回りの面では魅力が増しています。
日米人気銘柄の配当利回りは?
最後にPayPay証券の主な人気銘柄の配当利回りをご紹介します。
米国株:人気銘柄の予想配当利回り
銘柄名  | 配当利回り  | 
|---|---|
コストコ・ホールセール  | 2.34%  | 
マイクロソフト  | 0.79%  | 
アップル  | 0.45%  | 
アルファベット  | 0.23%  | 
エヌビディア  | 0.03%  | 
※データ:2024年8月5日時点
米国株は、コストコ・ホールセールが2.34%の利回りです。投資対象としてだけでなく、会員制倉庫型スーパーとして日本でも人気のグローバル企業です。ほかのスーパーにはない会員費収入があり、安定した利益の源泉を持っているのが特徴です。株価もハイテク株ほど大きく変動することは少なく、長期的に上昇が続いています。
日本株:人気銘柄の予想配当利回り
銘柄名  | 配当利回り  | 
|---|---|
ソフトバンク  | 4.72%  | 
日本電信電話  | 3.51%  | 
トヨタ自動車  | 3.17%  | 
三菱重工業  | 1.69%  | 
オリエンタルランド  | 0.36%  | 
※データ:2024年8月5日時点
日本株は、通信大手のソフトバンクが4.72%の高い配当利回りとなっています。株価はマーケット環境の悪さもあり7月11日上場来高値2,105円から1,800円台まで下落していますが、インフラともいえる大手通信キャリアのため業績は比較的安定しています。配当方針には安定性と継続性を掲げています
記事作成日:2024年8月5日
