個人投資家に人気がある高配当株。PayPay証券の取扱銘柄の中から日米の高配当株をランキング形式で一挙公開!
「配当利回り」とは、今の株価に対して年間の配当金がどれくらい支払われるかの割合を示す指標です。この配当利回りが高いほど投資金額に対して配当が多くてオトクということになります。
株式市場が大きく下落したタイミングでは、配当利回りが高くなり、下値抵抗が期待できることから高配当株への注目はより高まります。
ただし、業績悪化等で株価が下落したことで配当利回りが高い場合もありますし、あくまで予想配当ですので、配当が減額されたり、配当を出さなくなるケースもありますので注意が必要です。
最後に人気銘柄の配当利回りもご紹介します。
米国株:予想配当利回りランキング
1位:ペロトン・インタラクティブ、2位:ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、3位:ゼロックス・ホールディングス、4位:アルトリア・グループ、5位:フォード・モーター、6位:ベライゾン・コミュニケーションズ、7位:ファイザー、8位:ダウ、9位:エーティー・アンド・ティー、10位:ブリストル・マイヤーズ・スクイブ
6位のベライゾン・コミュニケーションズは、高配当を出しながら、2023年10月頃から株価も上昇に転じています。今年に入って38~43ドル程度の間で推移していましたが、9月10日には年初来高値を更新しました。直近の配当権利落ち日は10月10日の予定です。
日本株:予想配当利回りランキング
1位:日産自動車、2位:商船三井、3位:JFEホールディングス、4位:日本郵船、5位:マツダ、6位:日本製鉄、7位:日本たばこ産業、8位:AGC、9位:東ソー、10位:武田薬品工業
1位は日産自動車で配当利回りが唯一6%越えとなりました。業績不振に円高も加わり株価は下落基調ですが、2021年度決算から増配が続いています。
また、9月2日に上場来高値5,323円をつけた日本郵船は、足もとで4,600円台まで下がりランキング入りしました。
両銘柄とも直近の配当権利落ち日は9月27日の予定です。
日米人気銘柄の配当利回りは?
【米国株】インテル、マイクロソフト、アップル、アルファベット、エヌビディア
【日本株】三菱UFJフィナンシャル・グループ、日本電信電話、トヨタ自動車、三菱重工業、オリエンタルランド
最後にPayPay証券の主な人気銘柄の配当利回りをピックアップしました。
マイクロソフトは7月5日上場来高値468.35ドルをつけましたが、その後は400ドル近くまで調整し、配当利回りは0.81%となりました。アップルやエヌビディアなど人気テック企業の中では比較的高い配当利回りです。
日本株は、三菱UFJフィナンシャル・グループが3.46%と高配当でした。日銀の利上げなどを背景に、7月5日には年初来高値1,849.5円をつけました。その後は長期金利の低下もあり、足もとは1,400円台まで下落し、配当利回りが上昇しています。直近の配当権利落ち日は9月27日の予定です。
記事作成日:2024年9月11日