💡この記事のポイント
✅日米とも「金利引き上げ」の方向で、金融市場に変化の兆し
✅良好な企業業績やAI/半導体への期待から、日米株式市場は最高値を更新
✅金利、原油、金(ゴールド)、暗号資産関連の日米株などをご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅米国株:シティグループ、シェブロン、ニューモント、ストラテジー
✅日本株:日本郵政、出光興産、三菱商事、SBIホールディングス
✅投資信託:三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド

✅日米とも「金利引き上げ」の方向で、金融市場に変化の兆し
✅良好な企業業績やAI/半導体への期待から、日米株式市場は最高値を更新
✅金利、原油、金(ゴールド)、暗号資産関連の日米株などをご紹介
✅米国株:シティグループ、シェブロン、ニューモント、ストラテジー
✅日本株:日本郵政、出光興産、三菱商事、SBIホールディングス
✅投資信託:三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
日米とも「金利引き上げ」の方向に
教科書通りに動かない金融市場
日銀(日本銀行)は、6月15・16日に行われた金融政策決定会合で、政策金利を従来の0.75%程度から1%程度に引き上げました。この水準は、1995年9月以来、約31年ぶりとなる高水準です。
一方、米国では現地時間6月16・17日に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定しています。ただ、年内までに「利下げ1回」と予測されていた政策金利の見通しが「利上げ1回」に転換されており、目先は金利引き上げが視野に入ってきました。
つまり、現状では、日米ともに金利を引き上げる方向を向いているわけです。金利の上昇は、企業の資金調達コストの上昇につながり、利益を圧迫することになります。また、設備投資などを控える動きが広がることもあり、基本的には株式市場にとってネガティブ要因とされています。
一方で、銀行や生損保などは、利ざや(貸出金利と預金金利の差)の拡大が期待できます。また、金利上昇局面では、金融機関からの借り入れがない「無借金企業」も注目されることになります。
日米の金融政策が利上げ方向に向いているのは、足元のインフレを抑制するためです。インフレとは、モノやサービスの価格が継続的に上昇する現象のことです。モノの値段が上昇するので、お金の価値は実質目減りしてしまいます。
インフレにはいくつかの要因がありますが、足元では中東情勢の悪化による原油や資源価格の上昇が大きな要因とされています。直近では、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したと報じられました。これにより、WTI原油先物はピーク時の110ドル台から70ドル台半ばまで下落しました。今後、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡が解放に向かえば、原油価格が落ち着きを取り戻すかもしれません。簡単ではありませんが、これをきっかけにインフレが和らげば、日米の利上げ傾向もいったんは収まるかもしれません。
さて、ここまでは金利やインフレに関する教科書的な事柄を解説してきましたが、足元では、日米の株価が史上最高値を更新するなど、本来の金利上昇=株式市場に逆風という“方程式”とは異なる動きをしています。また、「有事の金」といわれる金(ゴールド)価格も、地政学リスクが台頭する中にもかかわらず冴えない動きを強いられています。
これは、株式市場については、金利上昇は懸念材料となるものの、良好な企業業績やAI/半導体への期待が株価を押し上げていると考えられます。金価格については、中東やロシアなどの地政学リスクはあるものの、金利上昇によって、利息が付かない金からの資金逃避が考えられます。これはビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)にも同じことが言えそうです。
教科書通りに動かないことで、投資家にとっては非常に難しい環境ですが、見方を変えれば大きなチャンスとなる可能性があります。いま、下落傾向の金、原油、暗号資産なども、流れが変わる動きがないか、注目していきましょう。
バンク・オブ・アメリカ
シティグループ
ゴールドマン・サックス・グループ
チャブ
JPモルガン・チェース
モルガン・スタンレー
USバンコープ
日本郵政
かんぽ生命保険
ゆうちょ銀行
SBI新生銀行
あおぞら銀行
三菱UFJフィナンシャル・グループ
りそなホールディングス
三井住友フィナンシャルグループ
千葉銀行
ふくおかフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループ
SOMPOホールディングス
MS&ADインシュアランスグループホールディングス
第一生命ホールディングス
東京海上ホールディングス
T&Dホールディングス
ニューモント
フリーポート・マクモラン
住友金属鉱山
三菱商事
金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア)
三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
シェブロン
エクソン・モービル
アメリカ石油株式コース(ヴァンエック 石油サービスETF)
出光興産
ENEOSホールディングス
ストラテジー
コインベース・グローバル
SBIホールディングス
マネックスグループ
記事作成日:2026年6月19日