💡この記事のポイント
✅100円からはじめられるから、無理なく米国株投資にチャレンジできる
✅誰もが知っている有名企業も、スマホひとつで簡単に購入可能
✅5つの銘柄を例に、企業の魅力や特徴をやさしく解説
🔎登場する主な銘柄
✅マイクロソフト、テスラ、ウォルト・ディズニー、マクドナルド、コカ・コーラ

✅100円からはじめられるから、無理なく米国株投資にチャレンジできる
✅誰もが知っている有名企業も、スマホひとつで簡単に購入可能
✅5つの銘柄を例に、企業の魅力や特徴をやさしく解説
✅マイクロソフト、テスラ、ウォルト・ディズニー、マクドナルド、コカ・コーラ
100円からはじめる「米国株」のメリット
5つの代表的企業で見る、米国株の魅力
初心者の方へ
「資産づくりステップアップ」第5回となる今回は、いよいよ「米国株」への投資について解説します。
「海外の株なんて、なんだか難しそう」
「英語がわからないと取引できないのでは?」
そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、米国株は私たちの生活に驚くほど密着しています。毎日使うスマートフォンやSNS、休日に楽しむ映画やハンバーガーなど、身の回りを見渡せば米国企業のサービスや商品であふれています。
実は、米国株投資は初心者の方にこそおすすめしたい魅力がたくさんあります。今回は、米国株デビューを考える皆さんに知っておいてほしい基礎知識と、注目の銘柄をご紹介します。
マイクロソフトのソフトを使ったり、マクドナルドでハンバーガーを食べたり、ディズニー作品をストリーミングで楽しんだり。
そんな世界的に有名な企業の株主となり、その成長の果実を狙うことができるのが米国株投資の魅力の一つです。
一般的な証券会社では米国株は1株単位で購入となりますので、銘柄によっては1株買うのに数万円必要なこともあります。しかし、PayPay資産運用なら「この会社の株を500円分だけ買ってみる」といった金額指定の買付が100円から可能です。
例えば月1万円を米国株に投資する場合、
マイクロソフトを2,000円分
ウォルト・ディズニーを2,000円分
マクドナルドを2,000円分
コカ・コーラを2,000円分
残り2,000円をS&P500連動の投資信託
といったように、1つの銘柄に集中させず、複数の株式やファンドに分けて投資することができます。少額からでも「世界の成長企業に幅広く投資する」という感覚をつかみやすくなります。
米国企業の中には、利益の一部を「配当」として株主に還元している会社が多くあります。ディズニーやマクドナルド、コカ・コーラなどは配当を出している企業の例です。一方で、テスラのように成長投資を優先し、配当を出さずに事業拡大に資金を回している企業もあります。
配当があるから良い、ないから悪い、というものではなく、「成長重視なのか」「配当重視なのか」といった企業のスタンスを知り、自分の投資スタイルに合わせた銘柄のチョイスや組合せを考えましょう。
ここからは、米国株デビューの入り口としてイメージしやすい5つの企業を取り上げ、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
クラウドとAIで成長を続ける巨大IT企業。
マイクロソフトは、WindowsやOfficeといったおなじみのソフトウェアに加え、クラウドサービス「Azure(アジュール)」や、生成AIを活用した「Copilot(コパイロット)」などを展開する世界的なテクノロジー企業です。事業は「プロダクティビティ&ビジネスプロセス」「インテリジェントクラウド」「モアパーソナルコンピューティング」という3つのセグメントで構成されており、クラウドとAI関連の分野が成長をけん引しています。
世界中の企業や個人がマイクロソフトのサービスを利用しているため、景気変動の影響を受けつつも、長期的には安定した成長が期待されてきた企業と言われます。米国株の中でも、テクノロジーと安定性の両方を兼ね備えた代表的な銘柄の一つと言えるでしょう。
電気自動車と自動運転・ロボットで「未来」を作る企業。
テスラは、EV(電気自動車)やエネルギー事業を中心に、自動運転(車が周囲を認識して自分で走る技術)を活用したロボタクシー構想や、人型ロボット「オプティマス」の開発でも注目される企業です。実現すれば「車を売る会社」から、移動サービスや自動化の領域へ広がる可能性がある一方、実用化の時期や収益化は不確実な面もあります。
現在、テスラは利益を将来の成長投資に回す方針をとっており、普通株に対する配当は出していないと公表しています。株価の値動きも大きくなりがちなため、「ハイリスク・ハイリターン寄りの成長株」としてイメージしておくとよいかもしれません。
コンテンツとテーマパークで世界中に夢を届ける企業。
ウォルト・ディズニーは、映画やアニメなどのコンテンツを手がける「ディズニー・エンタテインメント」、スポーツ専門チャンネル「ESPN」、ディズニーランドやディズニーワールドといったテーマパークを運営する「ディズニー・エクスペリエンス」などを持つエンタメ企業です。
キャラクターと物語の強さを武器に、映画、配信(ストリーミング)、テーマパーク、商品(グッズ)など、複数のビジネスを組み合わせて収益を上げている点が特徴です。コロナ禍で一度停止していた配当も、2023年に再開が発表され、その後の増額も行われています。
ディズニー作品が好きな方にとっては、「応援したい世界観を生み出す企業」に投資するという意味でも、イメージしやすい銘柄かもしれません。
世界中に広がるファストフードチェーンの代表格。
マクドナルドは、世界100カ国以上に約4万店以上(2024年末時点)の店舗を展開する、世界最大級のファストフードチェーンです。多くの店舗をフランチャイズ形式で展開しており、本部はブランドやメニュー、マーケティングの管理に加え、フランチャイズからの手数料収入で利益を得るビジネスモデルとなっています。
景気によって売上が上下する面はあるものの、「手頃な価格で手早く食事を提供する」という業態の特性から、比較的安定した需要が見込まれやすいとされます。長年にわたり配当も継続しており、成長と配当の両方を狙いたい投資家にとって、代表的な銘柄の一つとなっています。
世界200以上の国と地域で愛飲される、飲料界の世界的リーダー。
誰もが知る「コカ・コーラ」をはじめ、世界的な飲料ブランドを数多く保有する企業です。100年以上の歴史を持ちながら、常に時代の変化に合わせて製品ラインアップを拡充し続けています。同社株の特徴は、60年以上にわたって毎年配当を増やし続けていることです。景気の影響を受けにくい安定した収益基盤を持っており、米国株投資の入門銘柄としても非常に人気があります。
一方で、原材料や物流コスト、為替の変動が利益に影響することもあります。株価が急成長株のように一直線で伸びるというより、配当と安定感を重視する投資家に選ばれやすい銘柄としてイメージしておくとよいかもしれません。
最後に、米国株デビューまでのイメージを具体的なステップでまとめてみます。
よく使うサービス(Windows、ディズニー作品、マクドナルドなど)や、応援したい分野(EV、再生可能エネルギー、生活必需品など)のように、どんな会社に投資したいのか?という視点で考えてみましょう。
例:月5,000円なら、1,000円ずつ5銘柄に分けてみる
マイクロソフトやテスラのような成長株と、マクドナルドやコカ・コーラのような配当株を組み合わせる、という考え方もあります。
個別銘柄は数社に絞りつつ、残りはS&P500に連動する投資信託で「米国市場全体」に広く投資する方法もあります。
米国株はドル建てのため、為替(円高・円安)の影響も受けます。
いきなり大きな金額を入れるのではなく、「毎月○円買い続ける」といったルールを決めて、少額で慣れていくのも良いでしょう。
記事作成日:2025年12月22日
【資産づくりステップアップ】
①投資ってなに?スマホでできる“資産づくり”入門
②NISAって何?仕組みとメリットをやさしく解説
③投資信託なら「100円」から世界中に分散投資!
④まずは100円から!はじめての日本株デビュー
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