💡この記事のポイント
✅NISAは投資の利益(配当金や売却益)が非課税になるおトクな制度
✅「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、併用も可
✅非課税期間は無期限!長期でじっくり資産を育てられます
🔎登場する主な銘柄
✅投資信託:日経平均高配当利回り株ファンド、新興国連続増配成長株オープン
✅米国株:エヌビディア、ウォルマート
✅日本株:日立製作所、楽天グループ

✅NISAは投資の利益(配当金や売却益)が非課税になるおトクな制度
✅「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、併用も可
✅非課税期間は無期限!長期でじっくり資産を育てられます
✅投資信託:日経平均高配当利回り株ファンド、新興国連続増配成長株オープン
✅米国株:エヌビディア、ウォルマート
✅日本株:日立製作所、楽天グループ
「NISA」は資産づくりの強い味方
新しいNISAの3つのポイント
NISAの枠をどう使い分ける?
NISAで買えるファンド/銘柄例
「資産づくりをはじめよう」と思ったとき、多くの方が「NISA(少額投資非課税制度)」という言葉を耳にするのではないでしょうか。
NISAは、個人の資産づくりを応援するための税制優遇制度です。
通常、株式や投資信託に投資をして利益(売却益や配当金・分配金)が出ると、その利益に対して約20%の税金がかかります。例えば10万円の利益が出た場合、税金が約2万円引かれ、手元に残るのは約8万円になります。
しかし、NISA口座を使って投資し、そこで得られた利益であれば、この約20%の税金がかかりません。つまり、税金はゼロです。10万円の利益が出たら、10万円すべてを受け取ることができます。これは資産づくりにおいて、とても大きなメリットになります。
2024年からはNISA制度が新しくなり、さらに使いやすく、強力な制度になりました。
新しいNISAには、大きく3つのポイントがあります。
新しいNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があります。
◎つみたて投資枠
長期のつみたて・分散投資に適した、金融庁の基準を満たす投資信託が対象です。コツコツと毎月つみたてる使い方に向いています。
◎成長投資枠
日本株や米国株などの個別株や、幅広い投資信託(つみたて投資枠の対象外ファンドも含む)が対象です。
この2つの枠は両方同時に使うことができます。
以前のNISAでは非課税期間に期限がありましたが、新しいNISAでは「無期限」になりました。
売却するタイミングを気にする必要がなくなり、長期でじっくりと資産を育てたい方にとって、さらに使いやすい仕組みになりました。
年間に投資できる上限額(年間投資枠)も大きく広がりました。
◎つみたて投資枠:年間120万円
◎成長投資枠:年間240万円
2つの枠を合計すると、年間で最大360万円まで投資が可能です。
さらに、生涯にわたって非課税で保有できる上限額(生涯非課税限度額)は、1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)と、十分な枠が用意されています。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」。2つの枠をどのように使い分ければよいか、イメージしてみましょう。
毎月1万円、3万円など、決まった金額でコツコツと投資信託をつみたてるのに適しています。投資の基本である「長期・つみたて・分散」を実践しやすく、投資初心者の方がまず検討したい使い方です。
日本株や米国株など、応援したい企業や成長に期待したい企業の株式に投資できます。
また、つみたて投資枠の対象ではない投資信託、例えば「高配当株ファンド」や「特定のテーマ(AI、ロボティクスなど)に投資するファンド」なども選ぶことができます。
PayPay資産運用のNISA口座なら、100円から日本株・米国株・投資信託に投資ができるので、どちらの枠でも少額から資産づくりをスタートできます。
ここでは、NISAの各枠で購入できるファンドや日米株の例をご紹介します。
まずは、NISAの枠を使って投資できる注目の投資信託です。
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) 愛称:未来の世界
世界中の企業の中から、高いブランド力や技術力を持つ「ハイクオリティ」な成長企業に厳選して投資するファンドです。「つみたて投資枠」「成長投資枠」どちらでも投資可能です。
日経平均高配当利回り株ファンド
日本の株式市場(日経平均採用銘柄)の中から、配当利回りが高い銘柄に注目して投資するファンドです。「つみたて投資枠」「成長投資枠」どちらでも購入できます。NISAなら分配金(配当)を非課税で受け取れるため、高配当株ファンドとの相性も良いと言われています。
新興国連続増配成長株オープン
アジア、中南米、東欧、アフリカなどの新興国企業の中で、継続的に配Dを増やしている(増配)実績があり、今後も成長が期待できる企業に投資します。「成長投資枠」で購入可能です。
次に「成長投資枠」で投資できる、注目の日本株・米国株です。
日立製作所<6501>
ITサービス(企業のDX支援)から鉄道、エネルギーまで、社会インフラを幅広く支える日本を代表するコングロマリット(複合企業)です。安定した収益基盤を持ちながら、デジタル分野での成長に力を入れています。
楽天グループ<4755>
Eコマース(楽天市場)、金融(楽天カード、楽天銀行)、通信(楽天モバイル)など、生活に密着した多様なサービスを展開しています。独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を強みに、国内で幅広く利用されています。
三菱重工業<7011>
発電所などのエネルギー分野や、航空宇宙・防衛分野など、国の基盤を支える大きなプロジェクトに強みを持つ企業です。次世代エネルギー(水素など)や宇宙開発といった、未来の大きなテーマにも関連が深い銘柄として注目されています。
エヌビディア<NVDA>
AI(人工知能)の開発・運用に欠かせないGPU(画像処理半導体)で、世界トップシェアを誇る米国の企業です。AI技術の急速な進化とともに、世界中からその成長性に大きな期待が寄せられています。
ウォルマート<WMT>
世界最大級のスーパーマーケットチェーンを展開する米国の企業です。食品や日用品を扱うため景気の影響を受けにくく、安定した経営が魅力です。近年はネットスーパーや広告事業など、デジタル分野も急速に伸ばしています。
ニューモント<NEM>
世界有数の金(ゴールド)鉱山会社です。金そのものに投資するわけではありませんが、金価格の動向に株価が影響されやすい特徴があります。金はインフレ(物価上昇)に強い資産や、株価と異なる値動きをしやすい資産として、分散投資先の一つとして注目されることがあります。
NISAは、投資初心者の方から経験者の方まで、すべての人にとって強力な資産づくりの味方となる制度です。
資産運用をはじめるなら、まずはNISA口座の開設からはじめてみませんか? PayPay証券なら、PayPayアプリから簡単に口座開設の手続きを進めることができます。
前回お伝えしましたが、投資の基本は「時間を味方につける」ことです。自分のペースで、まずは少額から「つみたて投資枠」で投資信託を毎月コツコツとつみたてることからはじめてみてはいかがでしょう。
記事作成日:2025年11月13日
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