2022年4月から高校の家庭科などで資産形成の教育が必修となりました。新たに始まった金融教育の一環として、PayPay証券は愛知県立一宮商業高等学校で3年生の生徒199名に、資産形成の出張授業を実施しました。
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高校での金融教育開始から約1年 PayPay証券が愛知県立一宮商業高等学校で出張授業を実施~生徒の資産形成・株式投資に関するお金の不安や悩みに回答~
その際、資産形成で知りたいことのアンケートを行いました。高校生の知りたいことベスト4から順に、4回にわたってご紹介していきます。
第4位「お金の知識をどのように身につけたらいいか分からない」(48票)
お金の知識を身につけるには?
高校生株式投資アンケート結果
生徒の皆さんに「株式投資をやってみたいと思いますか?」と聞いたところ、やってみたい人と、やりたくない人がちょうど半分ずつとなりました。
半分の生徒は興味を持っているけど、資産形成で知りたいことのアンケート第4位は「お金の知識をどのように身につけたらいいか分からない」でした。
お金の知識はどう学べば良いか?
学校でお金に関する授業が増えたとは言え、まだまだ十分にキチンとお金の知識を身に付けられるようになったとは言えないかもしれませんね。
実際に資産運用をしている人でも、しっかり知識を身に付けて学んだという人ばかりではありません。普通に生活をしていて、自然にお金や資産運用のことが目や耳に入ってくるわけではありませんから、ある程度興味を持って積極的に学びに行くしかないのが実情でしょう。
では、どう学べば良いか?
まずは書店に行って、資産運用の入門書籍を1冊買うことをオススメします。お金の本のコーナーでパラパラ見比べるだけでも勉強になります。入門書の内容に大きな違いはありませんから、知識ゼロでも「こちらが分かりやすいかな」と思った本で構いません。
もちろん、インターネットや動画でも参考になるものは色々あるので、それらを見るのも良いです。ただ、1冊でも本を持っていれば、ちゃんと学んで始めるんだという形になりますし、将来迷ったときに立ち戻る原点にもなります。
投資のためにまずは自分に投資する。ここからスタートして欲しいです。
まずは学びながら少しでも始めてみる
何事もそうですが「ここまで学べば十分」というものはなかなかありません。自動車の運転でも、ルールや基本的な操作方法を覚えて免許を取っても、そこは入り口でしかありません。実際に街中を走って、経験を積むことで平常心で運転できるようになります。
資産運用も学ぶだけでは、やはり足りません。経験して初めて分かることが、たくさんあります。自動車の運転は、若葉マークの初心者でもベテラン運転手でも、同じ道を同じ制限速度や交通ルールで走らなければなりません。しかし、資産運用は初めての人に合った金融商品もありますし、「お試し」にふさわしい少額での取引もできます。
初心者向きの商品で無理のない少額であれば、とんでもない大事故になることはありませんし、痛手もわずかです。そういう失敗から学ぶことも重要ですから、ぜひ、学びながら少しでも始めてみましょう。
記事作成日:2023年2月22日