富士通<6702>
◎2024/4/26(金)終値2,425.5円-57.0円
◎前日取引終了後に発表の決算で、今期営業利益予想3,300億円(前期比16.3%増)が市場予想3,419億200万円程度を下回ったことが嫌気されたようです
◎また、前期営業利益が1,602億6,000万円(前々期比52.2%減)と大幅減益になったことも売り材料視されたようです
◎今期の年間配当予想は28円(前期実績260円)で4月1日に行った1対10の株式分割を考慮すると実質増配となる見込みですが、買い材料視する向きは限定的だったようです
◎決算と併せて、1億5,000万株もしくは1,800億円を上限とする自己株取得枠の設定も発表しましたが、こちらも買い材料視する向きは限定的だったようです。上限株数を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は8.16%となります
◎3月以降の株価はおおむね2,350~2,600円のレンジ内で推移していましたが、この日はレンジの下限を下抜けて2,250円まで一時下落しました