◎2024/4/24(水)終値164.33ドル-4.85ドル
◎取引開始前に発表の決算で、1-3月期売上高165億7,000万ドルが市場予想162億5,000万ドル程度を上回り、1株あたり利益-1.13ドルは市場予想-1.72ドル程度ほど赤字幅が広がらなかったことが買い材料視され、上昇スタートとなりました
◎「737型機」の事故と出荷減少で民間航空機部門は不振だったものの、防衛・宇宙などその他の部門がカバーした形となりました
◎しかし、取引時間中に大手格付け会社がボーイングの格付けを引き下げ、見通しも「ネガティブ」に引き下げたことが嫌気され、株価は下落に転じて取引を終えました
◎今回の決算で1-3月期のフリーキャッシュフロー（FCF）は-39億3,000万ドルと市場予想-44億ドルほど悪化しませんでしたが、この格付け会社では、FCF創出が民間航空機のパフォーマンス悪化により、想定していた水準に達しなかったとコメントしているようです
◎株価は2023年12月高値約267ドルから、この日は約162ドルまで一時下落しました
公開日:2024.4.25
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