ウォルト・ディズニー<DIS>
◎8/11(金)終値89.02ドル-2.74ドル
◎9日発表の4-6月期決算をめぐり、動画配信サービスの加入者減少を悪材料とみるムードが広がったために売られたようです
◎4-6月期の1株あたり利益1.03ドルが市場予想0.99ドル程度を上回ったことなどが好感され、10日の株価は上昇しました
◎ただ、動画配信サービス「Disney+」の有料契約者数は1億4,610万人と4-6月で7%減少し、動画配信部門の営業損失は5億1,200万ドル(約730億円)に上りました
◎ウォルト・ディズニーでは黒字化に向け、米国で10月から「Disney+」を約3割値上げすると発表しましたが、先行き不透明感を警戒するムードが広がりつつあるようです
◎なお、多くのアナリストは今回の決算を受けて、テーマパーク事業の収益性向上については評価しているようです
◎株価は2021年3月の上場来高値約203ドルから2022年12月安値約84ドルへ下落
◎今春以降は85~95ドルのレンジ内でもみ合いとなっています