任天堂<7974>
◎2024/2/7(水)終値8,369円-7円
◎前日発表の決算をめぐって見方が交錯し、前日終値をはさんでもみ合う展開となりました
◎今期営業利益予想を5,000億円から5,100億円(前期比1.1%増)へ、年間配当予想を181円から189円(株式分割を考慮した前期実績186円)へ上方修正すると発表しましたが、好業績期待で株価が上場来高値圏にあったため、材料出つくしの売りに上値を抑えられたようです
◎上方修正は足もとの販売状況や今後の見通し、為替前提を1ユーロ150円から155円へ変更したことを踏まえたとのことです
◎4-12月期営業利益は4,644億1,000万円(前年同期比13.1%増)でした
◎「Super Mario Bros. Wonder」が販売本数1,196万本と好調なスタートを切り、その他の新作タイトルも「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「Pikmin 4」などが販売を伸ばしたとのことです
◎株価は2020年夏ごろから2023年の秋にかけておおむね5,000~7,000円のレンジ内で推移していましたが、2023年11月にレンジを上放れ、この日は8,623円まで一時上昇して上場来高値を更新しました