◎2024/1/31(水)終値4,080円+297円
◎前日に発表した好決算や自己株取得枠の設定が買い材料視され、高値引けで前日比8％近い急騰となりました
◎今期営業利益予想4,350億円（前期比15.9％増）は市場予想4,355億円を若干下回りましたが、売り材料とみるムードは限られたようです
◎これは提示された想定為替レートが米ドル140円、ユーロ155円と足もとの水準よりも円高方向で為替要因による業績貢献が見込まれるほか、予想の数値はやや保守的との見方もあるようです
◎前期営業利益は3,753億6,600万円（前々期比6.2％増）で、業務効率の高いプリント機器への根強いニーズを背景に、オフィス向け複合機の需要が底堅く推移したとのことです
◎併せて、3,300万株もしくは1,000億円を上限とする自己株取得枠を設定することも発表しました。3,300万株を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は3.3％となります
◎株価は2017年11月高値4,472円から2020年10月安値1,627円へ下落後は反発しています
公開日:2024.1.31
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