トヨタ自動車<7203>
◎1/30(火)終値2,959.5円-24.0円
◎寄り付き直後に前日比約52円安まで売られたあとは下げ渋る展開となり、小幅安で取引を終えました
◎豊田自動織機<6201>の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響で国内4工場6ラインの稼働を2月1日まで停止すると報じられましたが、これを嫌気した売りは限定的となったようです
◎トヨタの不正ではなく、稼働停止も比較的短期間にとどまり、業績に与える影響は軽微との見方が背景にあるようです
◎また、この日はトヨタから、2023年の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)が1,123万台(前年比7.2%増)と過去最高を更新し、4年連続の世界一になったとの発表がありました
◎加えて、認証試験不正で2023年12月から全28車種が出荷停止となっていたグループのダイハツ工業に関し、国土交通省が「ミライース」など10車種の出荷停止解除を発表したことも、トヨタ株の下落が限られた背景にありそうです
◎トヨタの株価は2022年1月高値2,475円から2023年3月安値1,764円へ下落後、2024年に入って3,034円まで上昇して上場来高値を更新しました