楽天グループ<4755>
◎2024/1/26(金)終値684.7円+23.2円
◎三木谷社長が「(屋内や地下でもつながりやすい)プラチナバンドを使ったサービスを5月にも始める」と発言したことが報じられ、モバイル事業の収益改善を期待した買いが入ったようです
◎楽天モバイルの加入者数は2023年に600万回線を超えたものの赤字が続き、グループ全体の業績の足を引っ張る形となっています
◎総務省に提出した開設計画では、プラチナバンド活用のサービスは2026年3月開始とされ、その後に2024年開始の意向と伝えられていたものが、より具体的に「今年5月」と言及されたことで、買い材料視されたと見られます
◎また、三木谷氏から「楽天モバイルは早期の黒字化を目指す上で、これ以上の値下げは難しい」との発言もあり、早期黒字化に改めて強い意欲が示されたほか、競合他社とのさらなる値下げ競争に否定的な姿勢を見せたことも、買い安心感につながったようです
◎株価は2015年4月の上場来高値2,395円から2023年6月安値466円へ下落後、この日は691.4円まで一時反発しました