【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/5/11終値49,704.47ドル+95.31ドル
◎日経平均:2026/5/12終値62,742.57円+324.69円
◎トランプ大統領の訪中にアップル<AAPL>やテスラ<TSLA>のトップが同行する一方、エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は招待されなかったとの報道。中国へのAI半導体販売を目指すエヌビディアに打撃となる可能性を指摘。米政権が中国の高性能チップ入手制限に向け、強いシグナルを送る狙いがある模様
◎アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが、サイバー犯罪集団によるAIを悪用しソフトウエアの脆弱性を突く大規模ハッキングを未然に阻止したと発表。AIを用いた脆弱性探索の確認は同社初。国家支援のハッカー集団もAI活用実験を進めており、高度な専門知識なしにサイバー攻撃が加速する恐れを警告
◎マイクロソフト<MSFT>が、オープンAIへの初期投資で920億ドルのリターンを目標としていたことがイーロン・マスク氏による訴訟で判明との報道。130億ドルの投資に対し、昨年10月時点での持ち分評価は1,350億ドルに達する。マスク氏はオープンAIの営利化転換をマイクロソフトが支援したと主張
◎米テキサス州司法長官が、ネットフリックス<NFLX>を不正取引行為防止法違反で提訴したとの報道。同意なく子供を含む利用者のデータを収集・販売し、自動再生等で中毒性を高めたと非難。データの削除や違反1件当たり最大1万ドルの制裁金を求める一方、ネットフリックス側は主張に根拠はないと反論
◎米連邦通信委員会(FCC)の民主党委員が、トランプ政権によるウォルト・ディズニー<DIS>と傘下ABCへの一連の規制を「検閲」と批判したとの報道。最高経営責任者(CEO)宛て書簡で、番組内容を受けた放送免許の早期審査などを、規制権限を武器化した統制と指摘
◎イーライリリー<LLY>がインド医薬品規制当局の警告を受け、同国での肥満症啓発活動を一時停止したとの報道。製品名を伏せた活動だが、間接的な処方薬広告の禁止規則に抵触すると指摘された。イーライリリーは活動停止による公衆衛生への悪影響や、重大な規制上の不確実性が生じたことに苦言を呈している
◎フォード・モーター<F>が、ミシガン州で進める中国CATLとの新電池工場建設が完了間近との報道。フォードの完全子会社として国内製造業の雇用を創出する姿勢はトランプ大統領の政策に合致しており、今後の米中関係深化の道筋を示す事例として意識される
◎コカ・コーラ<KO>やペプシコ<PEP>と、アンバニ氏率いるリライアンス・インダストリーズのカンパコーラによるインドでの飲料シェア争いが激化し、業務用冷蔵庫の需要ブームを引き起こしているとの報道。各社が事業拡大に向け個人商店への冷蔵庫設置を進めており、コーラ戦争が関連機器市場の急成長を牽引している模様
◎サービスナウ<NOW>が最近の買収に関連し、米国での高格付け社債の発行を通じて約40億ドルの資金調達を計画しているとの報道。シティグループ<C>やJPモルガン・チェース<JPM>などが投資家との電話会議を設定
◎ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が、医薬品給付部門の利益を医薬品の定価に連動させる方式から脱却すると発表。ビジネスモデルに対する長年の批判に対応する方針転換。同部門は保険対象の医薬品や患者の支払額を決定し昨年は約17億件の処方箋を処理しており、今後の収益構造への影響が注目される
◎注目の経済指標:4月消費者物価指数(CPI)、10年債入札、4月財政収支など
◎主な決算発表:なし
(2026年5月12日15時35分執筆)
