【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/4/3休場
◎日経平均:2026/4/6終値53,413.68円+290.19円
◎NY見通し-今週はイラン情勢や原油相場に注目 経済指標は3月CPIなど
◎トランプ大統領が、イランに対し米東部時間7日20時(日本時間8日9時)までにホルムズ海峡を開放しなければ全発電所を破壊する大規模攻撃を開始すると警告。また、6日13時(同7日2時)に記者会見をする予定
◎米国防総省が、対イラン軍事作戦の進展に伴い長距離巡航ミサイル「JASSM-ER」の備蓄約3分の2を投入し、太平洋地域等からの移送を開始4週間で1,000発超を消費し在庫が激減する中、中国有事向けの備蓄を切り崩してでも攻撃を継続する狙いだが、補充に数年を要するため世界的な抑止力の低下が懸念される模様
◎米労働省が3月の雇用統計を発表し、非農業部門就業者数は前月比17万8,000人増と市場予想の約3倍に達した。失業率も4.3%に改善したが、イラン情勢に伴う原油高が企業や家計の心理を冷やしており、今後の採用抑制につながる懸念が残る格好
◎エヌビディア<NVDA>の主要パートナーである鴻海精密工業の1-3月期売上高が市場予想を上回った。不透明な情勢下でもエヌビディア製チップを搭載したサーバーへの引き合いは強い模様
◎オラクル<ORCL>のドバイ施設に、迎撃に伴う破片が落下し外壁が損傷したとドバイ当局が発表。同社はイラン革命防衛隊が報復標的に指定した米18社に含まれており、中東情勢の緊迫化に伴い物理的なリスクが顕在化した格好
◎ファイザー<PFE>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ> 、イーライリリー<LLY> 、アッヴィ<ABBV> 、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY> 、ギリアド・サイエンシズ<GILD> 、メルク<MRK> 、アムジェン<AMGN>ら製薬大手16社が、3年間の輸入関税免除と引き換えに国内薬価を大幅に引き下げることでトランプ政権と合意。政府サイトでの直接販売により他国並みの低価格を実現し、コスト抑制と国民負担の軽減を両立させる狙い
◎ユナイテッド・パーセル・サービス<UPS>が、従業員削減を巡り労働組合と和解し、運転手7,500人に15万ドルの退職金を提供することで合意。低利益なアマゾン・ドット・コム<AMZN>向け配送からの脱却と、年内最大3万人の人員削減を含む組織再編を加速させる狙い
◎ASMLホールディング NYRS<ASML>等に対し、中国への半導体製造装置の輸出や保守を制限するMATCH法案が米超党派議員により提出。同社やニコン<7731>ら同盟国企業にも米企業と同等の制限を課すことで中国のAI開発を徹底して封じる狙い
◎ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>が、プレミアムキャビンに段階別運賃を年内から順次導入すると発表。原油高でコスト増が続く中、客室改修と運賃細分化により、価格耐性の強い富裕層や法人客の需要を確実に取り込み収益を維持する狙い
◎注目の経済指標:3月ISM非製造業総合指数(PMI)、3月雇用傾向指数など
◎主な決算発表:なし
(2026年4月6日15時40分執筆)
