【今夜の米国株4/2】~原油上昇、金下落、アマゾン、マイクロソフト、テスラ、GM、インテル、ファイザー、ロク、バークシャー・ハサウェイ~注目銘柄とマーケット展望

【今夜の米国株4/2】~原油上昇、金下落、アマゾン、マイクロソフト、テスラ、GM、インテル、ファイザー、ロク、バークシャー・ハサウェイ~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2026/4/1終値46,565.74ドル+224.23ドル

◎日経平均:2026/4/2終値52,463.27円-1,276.41円

NY見通し-米・イラン戦争終結時期の不透明感で神経質な展開か

◎トランプ大統領が国民向け演説で、イランのエネルギー・石油施設への攻撃を今後数週間継続する方針を示し、戦争終結の具体的な時期に言及しなかったことからWTI原油先物が106ドル台へ上昇。演説前の下落基調から一転して中東の供給不安が再燃した格好

◎トランプ大統領がイランの発電所など民間インフラへの攻撃を改めて示唆したことを受け、金先物が一時4,600ドル割れ。銅やアルミニウムなど工業用金属価格も軍事衝突の激化に伴う世界的な需要減退リスクが嫌気され下落

アマゾン・ドット・コム<AMZN>が、衛星通信のグローバルスター買収に向けて協議中との報道。スペースXの「スターリンク」に対抗し低軌道衛星事業の強化を急ぐ狙い。グローバルスター株の20%を保有するアップル<AAPL>との交渉が不可欠で条件は複雑な模様

マイクロソフト<MSFT>の最高財務責任者(CFO)による巨額のAI投資計画が、ハイテクバブルへの懸念と衝突しているとの報道。2024年後半に膨れ上がったインフラ支出に「急ブレーキ」をかけるなど慎重な調整を行う一方、AI需要への対応と投資家が抱く過剰投資への警戒感の払拭という難題に直面している模様

テスラ<TSLA>の2026年1-3月期の世界納車台数が、前年同期比9.6%増の約36万8,900台になるとのアナリスト予測。不買運動などで落ち込んだ前年からは回復するものの、前四半期比では11.8%減となる見通し。欧州・中国での競争激化や米国での税額控除終了が下押し要因となる一方、3月のフランスでの登録台数が約3倍に急増するなど一部地域で回復の兆しも

◎米国の1-3月期新車販売台数は、高金利や車両価格の高止まりを背景に全体で前年同期比5.3%減。首位のゼネラル・モーターズ<GM>が約10%減、2位のトヨタ自動車<7203>も小幅減となった一方、ステランティスや本田技研工業<7267>、現代自動車はSUVやハイブリッド車の需要に支えられ増加。イラン紛争に伴うガソリン高やEV税額控除の廃止が響き、EV販売は約28%減と大幅に落ち込んだ模様

インテル<INTC>が、リップブー・タン最高経営責任者(CEO)が会長を務める半導体スタートアップ「サンバノバ」へ1,500万ドルの追加投資を計画しているとの報道。2月の3,500万ドルに続く出資で保有比率は9%に上昇する見込み。CEOの個人資産増に繋がる利益相反の懸念に対し、同社は取締役会の監督下で株主の最善の利益に基づき決定したとする声明文を発表

ファイザー<PFE>とビオンテックが、健康な50〜64歳を対象とした新型コロナウイルス改良版ワクチンの米国における臨床試験を中止したとの報道。被験者の登録が進まず必要なデータ収集が困難になったことが理由。同様の試験を行うモデルナ<MRNA>も被験者確保に苦戦しており、ピーク時と比較したワクチン市場の急減速が鮮明になった格好

ファイザーのRSウイルスワクチン「アブリスボ」が、英国営医療サービスを通じて新たに約300万人に提供される見通し。対象を従来の75〜79歳から80歳以上の全成人に拡大する。入院リスクを約75%抑制するとのデータに基づき、肺炎などの重症化予防を強化する狙い

◎米国際貿易委員会が、ロク<ROKU>やハイセンスのストリーミング端末およびディスプレイ機器について、特許侵害の疑いで調査を開始。InnoTV Labsによる提訴を受けたもので、対象製品の米国への輸入差し止めや販売停止などを求めている模様

バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、昨年11月以来となる円建て債券の発行に向け、みずほ証券やBofA証券を主幹事に起用したとの報道。日銀による追加利上げ観測が強まる中で資金調達を進め、日本市場へのさらなる投資拡大を狙う模様

◎注目の経済指標:2月貿易収支、新規失業保険申請件数など

◎主な決算発表:なし




(2026年4月2日15時35分執筆)