【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/1/5終値48,977.18ドル+594.79ドル
◎日経平均:2026/1/6終値52,518.08円+685.28円
◎NY見通し-今晩は上値の重い展開か 経済指標は12月S&P総合・サービス業PMI確定値
◎米疾病対策センター(CDC)は、2025年末から2026年初頭にかけての米国のインフルエンザ流行を「中程度に深刻」と分類。感染者は少なくとも1,100万人、死者は5,000人に達しており、特に若年層の救急受診が急増。流行の主因は「スーパーフルー」と呼ばれるH3N2型の新変異株「サブクレードK」で、現行ワクチンとの不適合(ミスマッチ)が指摘されているが、専門家は重症化予防のために依然として予防接種を推奨している
◎トランプ政権は今週後半、エクソン・モービル<XOM>、コノコフィリップス<COP>、シェブロン<CVX>の幹部らと、ベネズエラの原油増産に向けた会談を行うとの報道。マドゥロ氏拘束後のインフラ再建に数十億ドルの投資を求める方針で、補助金支給の可能性にも言及。一方、各社は国有化による過去の損失や法的不確実性を懸念しており、慎重な姿勢を崩していない
◎エヌビディア<NVDA>はCES 2026にて、次世代AI(人工知能)プラットフォーム「Vera Rubin」がフル生産体制にあると発表。独自のデータ形式採用により、現行比5倍のAI演算能力と10倍のトークン生成効率を実現。マイクロソフト<MSFT>、オラクル<ORCL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などが順次導入予定で、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>や自社開発を進めるアルファベット<GOOGL>傘下のグーグルに対し圧倒的優位の維持を狙う。また中国向けH200チップの強い需要に対し、米政府の輸出ライセンス承認を待機中とコメント
◎エヌビディアは、CES 2026で自動運転・ロボット向けの革新的なAIプラットフォーム「Alpamayo(アルパマヨ)」の詳細を発表。Alpamayoは信号機の故障など想定外の状況でも「自ら考えて推論・実行」できる世界初のオープンソースAIモデルで、メルセデス・ベンツグループとの協業車が年内にも米国で公道走行を開始
◎クアルコム<QCOM>が、CES 2026にて普及型PC向けプロセッサー「Snapdragon X2 Plus」を発表。インテル<INTC>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズが主導するメインストリーム市場への攻勢を強めている。800ドル前後の低価格ノートPCで「数日間のバッテリー駆動」と高度なAI体験(Copilot+ PC)を可能にし、ビジネス・教育市場でのシェア拡大を狙う
◎アドバンスト・マイクロ・デバイセズのリサ・スー最高経営責任者(CEO)はCES 2026にて、次世代AIアクセラレーター「Instinct MI455」を発表。複数年契約を締結したオープンAI向けに供給されるデータセンター用フラッグシップモデル。さらに2027年投入予定の「MI500」についても言及し、従来比1,000倍の処理能力を実現するとのロードマップを公開。登壇したオープンAIのグレッグ・ブロックマン社長と共に、エヌビディア独占への対抗姿勢を鮮明に
◎インテルはCES 2026にて、最先端の「18A」プロセスで製造された初のノートPC向けAIチップ「パンサーレイク(Core Ultraシリーズ3)」を発表。新設計により前世代比で60%の性能向上を実現。アドバンスト・マイクロ・デバイセズやクアルコムへのシェア流出が続く中、タンCEOは「2025年内の18A出荷」という公約の達成を強調し、技術的優位の回復を狙う
◎デル・テクノロジーズ<DELL>が、CES 2026にてプレミアムブランド「XPS」を1年ぶりに復活させ、史上最薄の「XPS 14」「XPS 16」を発表。エイチピー<HPQ>やレノボとの競争が激化する中、ブランド再編を経て高価格帯セグメントでの地位向上を狙う
◎テスラ<TSLA>の2025年12月における英国新車登録台数が、前年同月比29%超減の6,323台に落ち込んだ。欧州最大の市場でBYDなど中国勢との競争激化やラインアップの老朽化が響き、2025年通年でも前年比8.9%減を記録。一方、ライバルのBYDは12月に前年比約5倍の5,194台と急伸しており、テスラは首位を維持したものの、シェアの差が急速に縮まっている
◎ウォルト・ディズニー<DIS>のアニメ映画『ズートピア2』が、中国におけるハリウッド映画の歴代興行収入(現地通貨ベース)で過去最高を記録。2025年11月の公開から約42億5000万人民元を稼ぎ出し、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』を抜いて首位に立った。本作は世界累計でも約16億ドルに達し、同社アニメーション史上最大のヒット作に
◎JPモルガン・チェース<JPM>が、優良顧客向けの新組織「スペシャル・アドバイザリー・サービス」部門を設立。AI、地政学、サイバーセキュリティなど、従来の金融枠を超えた戦略的助言を顧客に提供する。複雑化する経営環境下で専門知識への需要が高まる中、2026年の投資アドバイザリー市場の拡大を取り込む狙い。
◎注目の経済指標:12月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など
◎主な決算発表:なし
(2026年1月6日15時35分執筆)
