【今夜の米国株12/18】~決算アクセンチュア/ナイキ/フェデックス、アルファベット、メタ、アマゾン、アップル、マイクロン・テクノロジー、コインベース、ルルレモン、アッヴィ~注目銘柄とマーケット展望
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【今夜のマーケット展望】

【今夜の米国株12/18】~決算アクセンチュア/ナイキ/フェデックス、アルファベット、メタ、アマゾン、アップル、マイクロン・テクノロジー、コインベース、ルルレモン、アッヴィ~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2025/12/17終値47,885.97ドル-228.29ドル

◎日経平均:2025/12/18終値49,001.5円-510.78円

NY見通し-利下げ見通しを巡り11月CPIなどの経済指標に注目

アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが、グーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」をメタ・プラットフォームズ<META>発の基盤「PyTorch」で効率動作させる「TorchTPU」の開発を強化しているとの報道。エヌビディア<NVDA>のソフトウエアエコシステム「CUDA」で築いた牙城を崩す狙い。開発者に普及するソフトとの完全互換を実現し、クラウド収益の柱であるTPUの採用拡大とAI(人工知能)市場でのシェア奪取を図る

アマゾン・ドット・コム<AMZN>が、米新興フェルミが進めるテキサス州の巨大AIデータセンターへの資金提供を撤回したとの報道。AI特需を見込んだインフラ投資の不確実性が浮き彫りとなり、電力需要の持続性やテナント確保への懸念から関連株の売り材料となる様相

アップル<AAPL>が、日本の競争促進法に準拠し、iPhoneでの代替アプリストアや独自決済を解禁したと発表。開発者の手数料は最低5%に引き下げられる。欧州とは異なり代替ストアの承認権を保持しつつ、法規制に対応して市場を開放し、独占批判をかわしながらエコシステムを維持する狙い

マイクロン・テクノロジー<MU>が、2025年12-2月期の調整後利益見通しを市場予想の約2倍となる1株当たり8.42ドルと発表。AIデータセンター向け需要急増でメモリ価格が高騰しており、供給逼迫は当面続くと予測。2026年の設備投資を200億ドルへ増額し、生産能力をAI分野へ集中させる方針で、時間外取引で+8.07%の急騰

コインベース・グローバル<COIN>が、米国で株式取引と予測市場への参入を発表。ステーブルコイン(価格が安定するよう設計された法定通貨などに連動する暗号資産)「USDC」を用いた株売買や、米カルシと提携したイベント予測機能を提供する。暗号資産(仮想通貨)専業から脱却し、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>などに対抗して「万能アプリ」化と収益多角化を加速させる狙い

◎アクティビスト(物言う株主)のエリオットがルルレモン・アスレティカ<LULU>株10億ドル超を取得したことが判明。成長鈍化や最高経営責任者(CEO)退任に伴い、元ラルフローレン幹部を後任に推すなど経営介入を強める構え。株価が年初来で大幅安となる中、戦略見直しと新体制構築で企業価値の回復を迫る狙い

アッヴィ<ABBV>など製薬大手5社が、米政府と薬価引き下げで合意したことが判明。トランプ大統領の要求に応じる形で、19日に詳細が発表される。メディケア薬価を他国の最低価格に連動させる「最恵国待遇」モデルの試験導入も公表される見通しで、業界への値下げ圧力が具体化する様相

シティグループ<C>が、米連邦準備制度理事会(FRB)から受けていた取引リスク管理に関する是正勧告を解除されたと報道。2023年後半に指摘されたリスク算出や資本積み増し手法の不備が改善されたため。フレーザーCEOが進める内部統制改革が成果を上げ、長年の課題だったデータ管理等の問題解決が前進したことで、経営再建に弾みがつく格好

◎注目の経済指標:11月消費者物価指数(CPI)、新規失業保険申請件数、12月フィラデルフィア連銀業況指数など

◎主な決算発表:

アクセンチュア

ナイキ

フェデックス

 

 

(2025年12月18日15時40分執筆)

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