【今夜の米国株11/14】BTC下落、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、アルファベット、アップル、アプライド・マテリアルズ、シティグループ、JPモルガン~注目銘柄とマーケット展望
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【今夜のマーケット展望】

【今夜の米国株11/14】BTC下落、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、アルファベット、アップル、アプライド・マテリアルズ、シティグループ、JPモルガン~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2025/11/13終値47,457.22ドル-797.6ドル

◎日経平均:2025/11/14終値50,376.53円-905.3円

NY見通し-利下げ見通しを巡りFRB高官の発言に注目

◎暗号資産(仮想通貨)のビットコインが10万ドルの大台を割り込み、一時96,000ドル前後まで下落 。米金融市場でのリスク回避の動きやハイテク株売りが背景で、これまで市場を支えてきた大口投資ファンドなどが距離を置いているとの見方

マイクロソフト<MSFT>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が、エヌビディア<NVDA>の中国への半導体輸出をさらに制限する可能性のある「Gain AI Act(AI活用法案)」を支持していると報じられた 。法案は中国などの武器禁輸対象国に製品を輸出する前に、米国の需要を満たすことを義務付けるもの

アップル<AAPL>とオープンAIによるイーロン・マスク氏からの訴訟却下の要請を、米連邦地裁が退けたと報じられた 。マスク氏のX(旧Twitter)とxAIが両社をスマホと生成AI(人工知能)チャットボット市場の独占共謀で提訴していたもので、オープンAIは訴訟について「マスク氏の嫌がらせだ」と声明

アプライド・マテリアルズ<AMAT>が、米国の輸出規制強化により中国での半導体製造装置支出は2026年に減少するとの見通しを発表 。AI(人工知能)投資によるメモリ生産好調で全体の売上高増加を見込むも、時間外取引で株価は-4.53%下落

◎欧州連合(EU)欧州委員会が、アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが検索サービスでニュースメディアなどのサイトを不当に下位表示しているとして調査を開始したと発表 。グーグルが昨年3月に開始したアルゴリズム操作の取り締まりを問題視したもので、出版社がコンテンツを収益化する方法に直接影響を与えているようだと指摘

アルファベットが、EU独占禁止当局による事業売却要求を無視し、出版社や広告主が広告技術を利用しやすくする代替案を提示したと発表 。当局は利益相反を理由に9月に罰金を科していたが、グーグルは売却以外の対策を提案

アマゾン・ドット・コムが、低軌道衛星ブロードバンドネットワーク「プロジェクト・カイパー」の名称を「Amazon Leo(アマゾンレオ)」に改めると発表 。低軌道(LEO)に由来する名称で、イーロン・マスク氏の「スターリンク」との競争を本格化させる狙い

スターバックス<SBUX>のバリスタ労組1,000人余りが13日、賃上げや適正な人員配置を求め無期限ストライキに突入 。繁忙イベント「レッドカップデー」に合わせて経営陣に圧力をかける狙いで、組合はスタバ史上最大規模になる可能性を警告も、会社側は影響は最小限で混乱は全店舗の1%未満と説明

ボーイング<BA>のセントルイス工場の組合員約3,200人が、会社側の提案を投票で承認し、101日間に上ったストライキが終結 。16日にも職場復帰する見込みで、提案には5年間で24%の賃上げや批准ボーナス6,000ドルへの倍増などが盛り込まれた

◎米下院の中国に関する特別委員会が、モルガン・スタンレー<MS>による紫金黄金国際の香港IPO(新規株式公開)引き受けについて、規制・財務・風評被害のリスクがあると指摘 。同委員会の委員長は「米国の金融機関がウイグルの強制労働に関連する中国企業と関わることは、世界的な強制労働の抑止という米国政府の目標を台無しにするものだ」と述べた

ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が、コスト削減のため約15,000人の人員削減を計画しているとの報道 。無線・家庭向けインターネットの顧客獲得競争激化に対応するもので、同社過去最大規模となり約200店舗のフランチャイズ移行も計画

シティグループ<C>のジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)が、同社が中国で「急速に」事業を拡大していると発言 。投資家や企業の中国への関心が再び高まっており、中国の企業や投資家の間でも海外への関心が高まっていると指摘

JPモルガン・チェース<JPM>が、中東の中規模企業とのビジネス拡大のためドバイに事業を拡大したと幹部がメディアに語る 。同分野ではシティグループなどが先行しており、競争激化が見込まれる

◎注目の経済指標:なし

◎主な決算発表:なし

 

 

(2025年11月14日16時00分執筆)

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