【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/11/5終値47,311ドル+225.76ドル
◎日経平均:2025/11/6終値50,883.68円+671.41円
◎NY見通し-もみ合いか 経済指標は10月チャレンジャー企業人員削減数
◎テスラ<TSLA>の取締役会が、マスクCEOの巨額報酬案の承認を株主に要請。木曜日の投票で否決なら同氏離脱や案件遅延で企業価値毀損の恐れと警告
◎クアルコム<QCOM>は、10-12月期の業績見通しが市場予想を上回ると発表。しかし、サムスン電子の次世代機向けシェアが100%から75%に低下する見通しを示したことが嫌気され、時間外取引で-2.62%下落
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>で一時的な接続障害が発生し、ピーク時には6,000件超の報告が寄せられたが、その後は復旧。関連してクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)でも一部で影響があったが、現在は通常通り稼働していると説明
◎アマゾン・ドット・コムが、生成AI(人工知能)のアンソロピックへの出資強化に向け初期協議入りとの報道。新たな資金調達により、アンソロピックの評価額は3,500億ドルを超える可能性があるとのこと
◎ユナイテッド・パーセル・サービス<UPS>が、米ケンタッキー州ルイビルの航空貨物ハブ「ワールドポート」の業務を水曜夜に再開。木曜朝の到着再開でネットワークを通常運行へ戻し始める方針
◎スターバックス<SBUX>の組合が、繁忙期を前に無期限ストを可決。11月13日までに契約合意がなければ実施し、25都市超に拡大する可能性
◎著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、今年2度目となる円建て社債の発行を検討。発行額は未定
◎アーム・ホールディングス ADR<ARM>の2025年7-9月期決算は、AI向け半導体設計が好調で、売上高が前年同期比34%増の11億3,500万ドル、純利益が2.2倍の2億3,800万ドルに。10-12月期の売上高見通しも市場予想を上回り、時間外取引で+3.52%高
◎スナップ<SNAP>は、7-9月期の収益が市場予想を上回ったことに加え、Perplexity AIと提携しAI検索エンジンをSnapchatに統合すると発表。これが好感され、時間外取引で株価は14.6%上昇
◎リフト<LYFT>が、年末需要を追い風に2025年10-12月期の総予約額を50億1,000万~51億3,000万ドルと予想し、市場予想49億8,000万ドルを上回る見通し。時間外取引で+2.68%上昇
◎注目の経済指標:10月チャレンジャー企業人員削減数
◎主な決算発表:
ベクトン・ディッキンソン
エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ
データドッグ
モデルナ
コノコフィリップス
ヴィストラ
ラルフローレン
タペストリー
パーカー・ハネフィン
トレード・デスク
ブロック
エアビーアンドビー
マイクロチップ・テクノロジー
EOGリソーシーズ
(2025年11月6日16時00分執筆)
