【NY市場:10月31日】
★アップル<AAPL>
・2025/10/30(木)終値271.4ドル+1.7ドル
・2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った
・部門別ではiPhoneの売上高は市場予想を下回り、地域別では大中華圏(中国)での売上高も市場予想を下回った
・2025年10-12月期業績予想は開示を見送り
・決算説明会でティム・クック最高経営責任者(CEO)はiPhoneの強い需要を強調
・時間外取引では上昇
★アマゾン・ドット・コム<AMZN>
・2025/10/30(木)終値222.86ドル-7.44ドル
・2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った
・部門別ではクラウドサービスのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高も市場予想を上回った
・新たに開示された2025年10-12月期売上高予想は市場予想に沿った数値
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/10/30(木)終値47,522.12ドル-109.88ドル
◎31日の米国株は、ハイテク株を中心に堅調か
◎東京市場は続伸。アジア市場は下落。米国主要株価指数の先物取引は上昇
◎オラクル<ORCL>がAI(人工知能)新興企業オープンAI、インフラ企業リレーテッド・デジタルとともに、米国のAIインフラを拡大する「スターゲート」計画の一環として、ミシガン州に1ギガワット(GW)超のデータセンター・キャンパスを建設すると発表
◎デンマークの製薬大手ノボノルディスクが肥満症治療薬を手がけるバイオ企業メッツェラに買収を提案。メッツェラは既にファイザー<PFE>からの買収案に合意しており、買収合戦の様相に
◎エヌビディア<NVDA>が、AIスタートアップのプールサイド社に最大10億ドル(約1,540億円)を追加出資する計画との報道。プールサイドは現在、評価額120億ドルとのこと
◎フォード・モーター<F>は新型エンジン生産のため、インドに325億ルピー(約560億円)を投資して4年前に閉鎖した工場を再開する計画であると報道
◎ネットフリックス<NFLX>が、1株を10株にする株式分割を発表。時間外取引では上昇
◎ネットフリックスがワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーのスタジオおよびストリーミング事業の買収を前向きに検討しており、買収提案を探るために財務アドバイザーを雇ったと報動
◎インテル<INTC>がAI(人工知能)半導体の新興企業サンバノバ・システムズの買収に向けた初期交渉を行っていると報道
◎コインベース・グローバル<COIN>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。暗号通貨取引量の増加が収益を押し上げた。時間外取引では上昇
◎デックス・コム<DXCM>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。利益率には悪化の兆しが見られた。2025年12月期売上高予想を上方修正し、市場予想を上回る見通しとなった。時間外取引では大幅下落
◎エドワーズ・ライフサイエンス<EW>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2025年12月期売上高予想と一株当たり利益予想を上方修正。時間外取引では上昇
◎ファースト・ソーラー<FSLR>の2025年7-9月期売上高は市場予想を上回った。一株当たり利益は市場予想を下回った。2025年12月期売上高予想と一株当たり利益予想はともに予想レンジを狭める方向へ修正したが、いずれも市場予想を下回った。時間外取引では大幅上昇
◎ギリアド・サイエンシズ<GILD>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2025年12月期の製品売上高予想は予想レンジを狭める方向へ修正したが、市場予想を下回った。時間外取引では下落
◎イルミナ<ILMN>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2025年12月期総売上高の減少率予想を改善の方向へ上方修正。一株当たり利益予想も上方修正。時間外取引では大幅上昇
◎クラウドフレア<NET>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。新たに開示した2025年10-12月期売上高予想と一株当たり利益予想は市場予想を上回った。時間外取引では大幅上昇
◎ロク<ROKU>の2025年7-9月期売上高は市場予想に沿った数値となり、一株当たり利益は市場予想を上回った。新たに開示した2025年10-12月期売上高予想は市場予想を上回った。2025年12月期売上高予想を上方修正。時間外取引では大幅下落
◎ストライカー<SYK>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2025年12月期の一株当たり利益予想を上方修正。時間外取引では下落
◎ジロー・グループ<ZG>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。特に賃貸部門の業績が好調。時間外取引では上昇
◎注目の経済指標:9月個人消費支出(PCEデフレーター)、7-9月期雇用コスト指数、10月シカゴ購買部協会景気指数
◎主な決算発表:
エーオン
シェブロン
チャーター・コミュニケーションズ
エクソン・モービル
アッヴィ
(2025年10月31日16時00分執筆)
