【NY市場:4月25日】
★アルファベット<GOOGL>
・2025/4/24(木)終値159.28ドル+3.93ドル
・2025年1-3月期売上高、一株当たり利益ともに市場予想を上振れ
・デジタル広告事業が安定して成長し、クラウドコンピューティング事業の伸び悩みを相殺
・700億ドル規模の自社株買いプログラムも新たに発表
・時間外取引では大幅上昇
★インテル<INTC>
・2025/4/24(木)終値21.49ドル+0.9ドル
・2025年1-3月期売上高、一株当たり利益ともに市場予想を上振れ
・新たに開示された2025年4-6月期売上高、一株当たり利益予想は市場予想を下振れ
・1-3月期はトランプ関税前の駆け込み需要が売上高を押し上げたが、4-6月期は逆に関税をめぐる不確実性が逆風になるとコメント
・事業規模の縮小に合わせたコスト抑制に向け、人員削減を実施する方針であることも明らかに
・時間外取引では大幅下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/4/24(木)終値40,093.4ドル+486.83ドル
◎25日の米国株はもみ合いか
◎東京市場は3日続伸で、アジア市場は小動き、欧州市場は小じっかりのスタート。時間外取引で米国主要株価指数の先物取引は小動きで、3連騰後の週末であり利益確定売りも出やすいか
◎中国メディアが、米国から輸入する一部の半導体製品を報復関税の対象から除外したと報道。除外対象は8品目でメモリーは含まれない
◎トランプ大統領が5月にサウジアラビアを訪問し、1,000億ドル超の武器パッケージを提供する方向で検討中と報道、軍事関連株が人気化する可能性
◎米国の金融規制当局は銀行に対し、暗号資産(仮想通貨)等に参入する際の文書提出に関する規制を撤廃すると発表、コインベース・グローバル<COIN>、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>、チャールズ・シュワブ<SCHW>、ブロック<XYZ>など暗号資産関連株が人気化する可能性
◎米国の規制当局が自動運転車の規制障壁を取り除く初の政策措置を公表。従来の輸入車だけでなく米国内で製造された自動運転車も米自動車安全基準の免除対象になるよう改定
◎メタ・プラットフォームズ<META>が仮想現実(VR)・ウェアラブル端末部門で100人超の人員削減を進めていると報道、時間外取引で大幅高
◎アップル<AAPL>、米国で販売される全てのiPhoneを、来年からインドで組み立てる計画との報道
◎ギリアド・サイエンシズ<GILD>の2025年1-3月期売上高は市場予想を下振れ、一株当たり利益は市場予想を上振れ、四半期配当は前年同期より0.02ドル多い0.79ドルへ増配、時間外取引では大幅下落
◎Tモバイル US<TMUS>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上振れ、四半期配当は前年同期より0.23ドル多い0.88ドルへ増配、ポストペイド携帯電話契約者の純増数は市場予想を下振れ、時間外取引では大幅下落
◎L3ハリス・テクノロジーズ<LHX>の2025年1-3月期売上高は市場予想を下回った。一株当たり利益は市場予想を上回った。時間外取引では上昇
◎ペプシコ<PEP>の2025年1-3月期売上高は市場予想を上回った。一株当たり利益は市場予想を下回った。時間外取引では小動き
◎主な決算発表: エーオン<AON>、チャーター・コミュニケーションズ<CHTR>、アッヴィ<ABBV>、コルゲート・パルモリーブ<CL>、フィリップス66<PSX>、シュルンベルジェ<SLB>など
◎注目の経済指標: 4月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)
(2025年4月25日17時20分執筆)