【NY市場:4月21日】
★テスラ<TSLA>
・2025/4/17(木)終値241.37ドル-0.18ドル
・低価格モデル「モデルY」の米国での販売開始が遅れる見込みであると報道
・グローバル生産は米国で始まる見通しであるものの、生産開始時期はテスラの公表計画よりも少なくとも数カ月遅れ、2025年7-9月期から2026年初頭に後ずれする見込み
★デルタ・エアラインズ<DAL>
・2025/4/17(木)終値40.85ドル+0.26ドル
・アルゼンチンの首都ブエノスアイレスへの路線を今秋から拡充すると発表
・アトランタからの便数を増やすとともに、使用機を上級クラスの座席を多数備えたエアバス新型機に切り替える方針
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/4/17(木)終値39,142.23ドル-527.16ドル
◎3連休明けとなる21日の米国株は売り優勢か
◎関税強化への警戒感が拭えない中で、トランプ政権がパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の解任を検討と伝えられ、市場ムードはさらに悪化
◎週明けもイースター休暇を取るトレーダーは多いと想定され、市場参加者が限られる中で下値を拾う投資家は少ないと考えられるため、大幅安となるリスクも
◎米国株安・米ドル安・債券(米国債)安のトリプル安再燃の可能性もあり、要警戒
◎トランプ大統領が金融政策の方針をめぐり対立するパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の任期途中での解任を検討していると報道、政府高官が明らかに
◎経済専門メディアによる最新の全米経済調査で、トランプ大統領の経済運営に対する支持率は大統領就任以降で最低の落ち込み
◎日米の関税協議をめぐり、日本政府内に米や大豆の輸入拡大を交渉材料とする案が出ていると報道、米国側は自動車や米のほか、肉や魚介、ジャガイモの輸入拡大を要求
◎国際通貨基金(IMF)が22日に発表する世界経済見通しについて、トランプ関税ショックを背景に成長見通しを引き下げる方針であると報道
◎米国の関税引き上げによる経済影響への懸念を反映し、複数のアナリストが年末のS&P 500予測を大幅に引き下げ、市場予想の平均は3月の6,539から6,047まで下落
◎あるアナリストが米国小売業界の勝者としてウォルマート<WMT>やコストコ・ホールセール<COST>が浮上しているとレポート、消費財メーカーとの力関係に変化が生じ、大規模小売業者に有利に傾いていると指摘
◎トランプ関税によるマーケットの混乱により、ブラックストーン<BX>が主要事業での投資回収が停滞していると明かし、最高執行責任者(COO)は関税を巡る不確実性の早期解消が経済と市場に好影響を与えると指摘
◎主な決算発表: なし
◎注目の経済指標: 3月景気先行指標総合指数
(2025年4月21日16時15分執筆)