今晩は神経質な展開か。前日のNY株式相場は上昇。ダウ平均は前日比360.21ドル高(+0.69%)と続伸し、ナスダック総合も1.05%高と反発した。スペースXの好決算やテスラとの合併検討報道などを背景に、テクノロジー株に買い戻しが広がった。AI関連事業の急成長が示されたことで過剰投資懸念が和らぎ、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなどの半導体株が相場をけん引した。VIX指数が3日連続で低下するなど投資家心理も改善した。なお、取引終了後に決算を発表したメタ・プラットフォームズは強気な見通しが好感され時間外で上昇した一方、テスラは時間外で下落した。
今晩のNY株式市場は、前日引け後に決算を発表した大手IT企業の株価反応や、本日相次ぐ主要企業の決算発表が焦点となる。時間外の米株価指数先物はそろって下落しており、メタ・プラットフォームズの好決算がハイテク株全体の支えとなるかが注目される一方、株価の乱高下が続くAI関連株の動向には引き続き警戒が必要である。本日取引開始前にはプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やハネウェル・インターナショナル、ロッキード・マーチンなどの主要企業が決算を発表予定であり、堅調な業績が確認されれば相場の下支えとなりそうだ。経済指標では、新規失業保険申請件数などから労働市場の健全性を確認することになる。原油高や長期金利の動向にも引き続き注意したい。
今晩の米経済指標・イベントは、新規失業保険申請件数、9月景気先行指数など。企業決算は寄り前にユニオン・パシフィック、ハネウェル・インターナショナル、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ロッキード・マーチン、引け後にウエスタン・デジタル、ニューモントなどが発表予定。(執筆:10月21日、14:00)
