今晩は底堅い展開か。前営業日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均は36.38ドル安(-0.07%)と小幅に2日続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.11%高と反発した。前週に大きく売り込まれた半導体株やAI関連銘柄を中心に買い戻しが入ったほか、今週相次ぐ主要IT企業の決算発表への期待感も買いを後押しした。個別ではアマゾン・ドット・コムやエヌビディア、テスラなどが買われて指数をけん引した。一方で、原油価格の急伸に伴うインフレ懸念から米10年債利回りが5.14%台へ上昇し、金融株やディフェンシブ株が売られたことがダウ平均の重荷となった。
今晩のNY株式市場は、相次ぐ主要企業の決算発表や住宅関連指標の動向が注目点となる。今週はS&P500採用の約70社が決算発表を予定しており、本日は取引開始前にゼネラル・モーターズやスリーエム、取引終了後にネットフリックスなどが発表を控える。好決算や強気の見通しが示されれば、足元の不安心理を和らげる材料となりそうだ。経済指標では、住宅ローン金利高止まりの影響が懸念される9月住宅着工件数や中古住宅販売仮契約指数などの住宅関連データに注目が集まる。ただし、原油高や長期金利の上昇傾向が続いており、インフレ警戒感から上値の重い展開も想定される。
今晩の米経済指標・イベントは9月建設許可件数、9月住宅着工件数、9月中古住宅販売仮契約指数など。企業決算は寄り前にゼネラル・モーターズ、スリーエム、キーコープ、ハリバートン、レイセオン、引け後にユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス、ネットフリックス、インテューイティブ・サージカルなどが発表予定。(執筆:10月20日、14:00)
