今晩はFOMC議事要旨に注目。前日6日のNY株式相場は続伸。米10年債利回りの上昇一服や原油価格の横ばい推移によりインフレ懸念が和らぎ、投資家心理が改善した。業績見通しを引き上げたマーベル・テクノロジーや目標株価が引き上げられたアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が買われたほか、アルファベットとの原発協定が材料視されたコンステレーション・エナジーの急騰を受け公益セクターも大きく上昇した。ダウ平均は253.38ドル高(+0.49%)と4日続伸。ナスダック総合は5日続伸し、連日で史上最高値を更新した。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も4日続伸し、約2カ月ぶりに取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
今晩のNY株式市場では、取引時間午後に公表される9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が最大の焦点となる。FRBは9月会合で2023年以来初となる0.25%の利上げを実施したが、今回の議事要旨を通じて追加利上げに対する高官らの議論の深まりや温度感を探る展開が予想される。足もとではFRB高官の間で年内の利上げペースを巡る見解が割れており、議事要旨が想定以上にタカ派的な内容となれば金利再上昇や株価の重荷となりかねない。株価先物は横ばい圏で推移しており、内容を見極めるまでは手控えムードの強い展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC議事要旨のほか、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫、10年債入札など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:10月7日、14:00)
