今晩は堅調な展開か。前日5日のNY株式相場は続伸した。米10年債利回りが5.3%台へ上昇したものの、原油先物の下落や9月ISMサービス業PMIがおおむね予想通りとなったことが安心感につながった。また、高金利下でも持続的な成長が見込めるAI関連銘柄に買いが集中し、スペースXやエヌビディア、マイクロソフトなどが指数を押し上げた。ダウ平均は90.94ドル高(+0.18%)の51,267.90ドルと3日続伸。ナスダック総合も1.05%高の27,477.31と4日続伸し、連日で終値の過去最高値を更新した。
今晩のNY株式市場は、底堅い動きが予想されるものの上値の重い展開となりそうだ。時間外の米株先物は小幅高で推移している。主要な経済イベントが少ない手掛かり難の中、引き続きAI主導の大型ハイテク株への資金集中が相場を下支えすると期待される。一方で、米10年債利回りが5.3%超と約24年ぶりの高水準で高止まりしていることは、株式のバリュエーション圧迫要因として意識されやすい。来週からの第3四半期決算発表本格化を控え、市場では様子見ムードも交錯し、上値では利益確定売りが出やすい環境が続く見通しだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月貿易収支など。このほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ムサレム米セントルイス連銀総裁、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁などFRB高官の発言も多数予定されている。企業決算は寄り前にラム・ウェストン、引け後にコンステレーション・ブランズなどが発表予定。(執筆:10月6日、14:00)
