NY見通し-堅調な展開か 経済指標は6月JOLTS求人件数など

NY見通し-堅調な展開か 経済指標は6月JOLTS求人件数など

 今晩は堅調な展開か。3日のNY株式市場は主要3指数が揃って大幅に3日続伸した。ダウ平均は前日比693.38ドル高(+1.32%)の53178.41ドルと約1カ月ぶりに終値の過去最高値を更新。ナスダック総合も2.13%高となった。トランプ米大統領による対イラン攻撃中止表明で原油先物価格が5%超下落し、地政学リスクへの警戒感が後退したことが追い風となった。また、米長期金利の低下や、アマゾン・ドット・コムが時価総額3兆ドルを突破するなど主要企業の好決算を受けて大型テック株やAI関連株への買い戻しが膨らんだことも相場を大きく押し上げた。

 

 今晩のNY株式市場は、本格化する主要企業の決算発表が相場の動向を左右する展開となりそうだ。取引開始前にはキャタピラーマクドナルドメルクファイザーなどの発表が予定されているほか、取引終了後にはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やアムジェン、上場後初の決算となるスペースXなどが控え、業績内容や通期見通しを巡り個別株の物色が活発化するとみられる。経済指標では6月JOLTS求人件数や製造業新規受注が発表予定だ。製造業景況感の改善が示される中、決算を通じた企業の設備投資やAI需要の持続性が再確認されれば、相場の高値圏維持を後押しする要因となる。

 

 今晩の米経済指標・イベントは6月JOLTS求人件数、6月製造業新規受注のほか、6月貿易収支など。企業決算は寄り前にキャタピラーメルクファイザーマクドナルド、引け後にアドバンスト・マイクロ・デバイセズギリアド・サイエンシズアムジェンなどが発表予定。(執筆:8月4日、14:00)