NY見通し-今週は主要企業の決算発表や7月雇用統計に注目

NY見通し-今週は主要企業の決算発表や7月雇用統計に注目

 今週のNY市場は主要企業の決算発表や米7月雇用統計に注目。先週のダウ平均は1.04%高と4週ぶりに反発し、ナスダック総合は1.59%高と3週ぶりに反発した。アップルの冴えない見通しや金利上昇が重しとなる場面があったものの、クラウド事業の加速が好感されたアマゾン・ドット・コムが15%超急騰したほか、マイクロソフトアルファベットも買われ、AI関連株の需要持続期待が相場を力強く牽引した。週末の日曜日にはトランプ米大統領が対イラン攻撃計画の中止を表明し、中東情勢の緊迫化に伴う原油高地政学リスクへの過度な懸念が和らいでいる。

 

 今週は決算発表の本格化と週末の米労働市場指標が相場の焦点となる。決算ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズパランティア・テクノロジーズなどのテック企業に加え、マクドナルドウォルト・ディズニーコストコ・ホールセールなど消費や実体経済の動向を反映する企業の結果が注目される。米経済指標では、7月ISM製造業・非製造業PMIや6月JOLTS求人件数に加え、金曜日に発表される7月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金など)が最重要イベントとなる。労働市場の緩やかな減速が確認されれば利上げ観測の後退が米株の支援となることが期待される一方、想定以上の悪化や過熱は市場の警戒感を誘いそうだ。好調な企業決算を背景とした相場の戻り歩調が持続できるかが試される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは7月ISM製造業PMI、7月S&Pグローバル製造業PMI確定値など。企業決算は寄り前にタイソン・フーズ、引け後にパランティア・テクノロジーズオン・セミコンダクターなどが発表予定。(執筆:8月3日、14:00)