今晩はハイテク決算嫌気で軟調か。前日のNY株式相場は反落した。ダウ平均は前日比6.06ドル安(-0.01%)の52,218.58ドル、ナスダック総合指数は146.30ポイント安(-0.57%)で取引を終えた。米国の対イラン攻撃継続に伴う原油価格の上昇でインフレ懸念が再燃し、FRBによる追加利上げ観測が強まったことが相場の重荷となった。また、主要ハイテク企業の決算発表を直前に控えた利益確定売りも上値を抑えた。取引終了後に決算を発表したアルファベットは設備投資額の引き上げが嫌気され時間外で3%超下落し、テスラも一株利益が市場予想を下回り、時間外で4%超下落した。
今晩のNY株式市場は、ハイテク株の決算嫌気と原油高への警戒から軟調な展開が予想される。前日引け後に発表されたアルファベットやテスラの決算内容を受けて、時間外取引で株価が下落しており、ハイテク株を中心に売りが先行しやすい。特にAI関連の過剰な設備投資に対する警戒感が意識されやすい状況だ。また、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰がインフレ長期化懸念を煽り、金利上昇圧力が株価の重荷となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、6月シカゴ連銀全米活動指数など。企業決算は寄り前にユニオン・パシフィック、ダウ、ハネウェル・インターナショナル、フリーポート・マクモラン、ロッキード・マーチン、レイセオン・テクノロジーズ、サウスウェスト航空、引け後にインテルなどが発表予定。(執筆:7月23日、14:00)
